【明慧日本2021年3月10日】吉林省長春市の法輪功学習者30人あまりが2019年8月15日に不当に連行され、うち16人は2020年9月28日に開廷され、14人は現在も拘禁されている。最近、14人が懲役7~9年の実刑判決を下されたことが分かった。
2019年8月15日、四平市、梨樹県公安局は数百人の警官を出動させ、長春市範囲内ないし吉林省内で法輪功学習者及び家族らを連行した。
今回連行されたのは30人以上おり、一家に何人も連行されており、孟祥岐さん一家は父、母、妻の父(学習者ではない)、母と併せて5人も連行された。
梨樹県検察庁は何度も証拠不足のため、案件を取り下げたが、公安局はどうしても学習者を解放しようとしなかった。その後、16人の学習者が起訴された。
2020年9月初め、学習者の家族らが9人の弁護士を雇ったが、裁判所に弁護士の出廷を禁止された。更に、9月28日開廷の当日、弁護士が出廷できなかっただけでなく、家族の傍聴も厳しく制限された。法廷で自己弁護をしようとした学習者はすぐに裁判長の指示で警官に法廷を追い出された。16人に対する裁判は4時間で早々に終了した。
張紹平さんは法廷で「ここにおられる皆さん考えてみてください。なぜ21年経ったのに私たちは信条をまだ堅持しているのでしょうか。私たちのためだけではなく、あなたたちのためでもあります。法輪大法の素晴らしさ、真・善・忍を覚えてください。災難がやってくると身の安全が保てます」と言うと警官に法廷を追い出された。