法を正すことが終わる時期に対する考えと予言
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年3月11日】ある同修は修煉体験の中で「2022年に法を正すことが終わる可能性がある」と言及しており、このような見解は代表的なものです。また、ある同修は「中共ウイルスは人類大淘汰の始まりだ」と思っており、中共ウイルス流行の進展について誤った判断をする可能性があります。例えば、ある同修は不安になり「トランプ氏が中共ウイルスに感染したのに、中国共産党(以下、中共)の指導者はどうしてまだ数人しか倒れていないのか?」と言いました。ある時期、私たちのメディアが「中国人は多くの食糧を保存するように」とアドバイスし、中国各地でさまざまな大惨事に備えて緊急物資を準備した多くの同修がいました。米大統領選に対して、海外の功能のある同修もトランプ氏が必ず勝つという文章を書きました。この一連の見解は、法を正すことが1年~3年以内に終了するという判断に基づいていました。

 実際、私は個人的に「法がこの世を正す過渡期は、大多数の同修たちの想像より長くかかる」と考えています。

 一、法を正すことが終わる時期に対する考え

 師父は「このすべても最後の終わりに入っていると私は思いますが、ただ多くの人はこの現実の一歩一歩の進展を認める勇気はありません。最後の時刻がやってくる前に、救い済度される衆生の人数がまだ予定に達しておらず、一部の大法弟子がまだついてきていないので、これがまだこのことが完成できないことの理由です」[1]と説かれました。

 師父は2017年に「ある人から、脱党の人数がどのくらいになったら、中共邪党が崩壊するのかと聞かれました。私は五本指を出しましたが、それ以上は言いませんでした」[2] と説かれました。師父は「消滅の過程で修煉がまだできていない人が引き続き修煉できるよう、消滅されていないものが作用しているのです。これらのことは理性的に対処すべきです」[2]と説かれました。

 上記の二つの説法から私は個人的に「法を正すことが終わるには三つの基準がある」と理解しています。

 第1に、全世界で衆生を救い済度する数が50パーセントに達することです。

 私は、師父は半分の中国人を救おうとなさっており、それは7億人で、全世界で35億人を救おうとなさっていると理解しています。今日(訳注:2021年2月)の三退人数は3.7億人で、師父の要求にに達するにはほど遠いのです。

 第2に、中国では半数を超える大法弟子がまだ外に出てきておらず、師父は何度も終わりの時間を延長され、それはまだ外に出てきていない大法弟子を待たれているのであり、そうでなければ外に出てきていない大法弟子たちは、この世に下りてくる前に結んだ誓約を果たすことができず、結果は悲惨なことになるからです。

 第3に、大法弟子全体の修煉の境地はまだ師父の要求に達しておらず、さらに新宇宙の求める基準に達していません。

 二、大法弟子が天目で見た未来

 予言者の身分を簡単に紹介します。焜焜(こんこん)は、今年(訳注:2021年)15歳で、焜焜の母親は1996年に修煉を始めた大法弟子です。焜焜は幼いころから天目がずっと開いているため、他の空間の黒い手と卑しい鬼を見ることができ、大法が授けた神通で思いどおりに悪を排除し、神通は使えば使うほど強くなりました。消滅する黒い手の次元が高ければ高いほど、多ければ多いほど、自身の次元はどんどん早く向上しました。

 この予言は簡単には得られませんでした。私たちも尋ねないし、焜焜が率先して話すこともなく、多くの問題について聞いても言ってはならず、価値のある多くの問題について私たちは考えてもみませんでした。さまざまな予言は、ふだん私たち学法グループが焜焜と交流した時に言及された断片的なものであり、私は自分の理解と考え方でひとつなぎの真珠のように繋ぎました。

 以下が10の予言です。

 1.米国大統領選挙に関する予言は、すでに過ぎてしまいましたが、後に続く予言の基礎になります。

 焜焜は2020年10月に米大統領選の結果を予言しました。2020年10月から2021年1月20日までの選挙の全期間に、私たちと焜焜は選挙の結果について十数回にわたって交流しましたが、毎回、バイデンが米国大統領になるという結果でした。

 2020年11月、ネット上の世論のほとんどがトランプ氏が勝つというものでした。新唐人や大法弟子が運営する個人メディアもみなトランプ氏が勝つという見方に傾倒していました。当時、世論は「合衆国高等裁判所は保守派が5人、左派は4人を占め、訴訟が合衆国の高等裁判所に行きさえすれば、トランプ氏が勝つだろう」と考えていました。しかし、焜焜は「高等裁判所はトランプ氏を支持しない」と言いました。

 2021年1月20日、バイデンがホワイトハウスに入り、焜焜の選挙の結果に対する予測が実証されました。

 ある時、ブラック・ライヴズ・マターについて言及しました。焜焜は「ある党はただ黒人を利用しており、黒人の票が必要なだけで、彼らの人々(訳注:バイデン)が権力を握ったら、黒人を鎮圧するでしょう」と言いました。

 2、2022年の台湾に関する予言

 バイデンは台湾を放棄するでしょう。2022年、中国と台湾は統一します。中共は台湾の教育を変え、中共の思想を詰め込み、まず台湾の教材を改め、そして台湾の教育方式を変えるでしょう。中共は台湾を統一した後、法輪大法が違法であると発表しますが、台湾の大法弟子の修煉に影響せず、なぜなら台湾人の大多数が法輪功真相を分かっているので、台湾の大法弟子は中国のような迫害を受けることはありません。中共の台湾に対する管理は、自治区の性質に似ており、中国と香港のような社会制度とは異なる制度を採用するでしょう。

 3、トランプ氏に関する予言

 バイデンが米国大統領に就任して2年後、カマラ・ハリスがバイデンを引き継いで米国大統領に就任します。トランプ氏は2024年の米国大統領選挙に勝利し、2025年に米国大統領に就任します。トランプ氏が政権を握った後、米国と中共は互角になり、完全に中共を抑えきれなくなります。

 4、法を正す時期が終了するその日まで、中共は中国の大法弟子に対する迫害の強度をずっと維持します。

 5、疫病に関して

 中国の疫病の進展について、2021年、全国民がワクチン接種した後、疫病は封じ込められます。

 海外の疫病の進展は、米国などの西側諸国は、疫病をコントロールするのにさらに2年を必要とします。疫病が神の目的に到達し、さらに高い神の指示に基づいて、中共ウイルスを取り除きます。法を正す時期が終わる前にはもう大きな疫病はなく、ただインフルエンザがあるだけです。

 6、習近平に関する予言

 習近平は3期を務め、2013年に政権を握り、2028年に中共の選挙で辞任します。中共の別の人間が政権を握り、法輪大法に対する弾圧体制を維持し、まもなくして、法を正す時期が終わります。中共は滅亡し、この時、貴州蔵字石の予言「中国共産党死亡」がようやく裏付けられます。

 7、現在(訳注:2021年2月)から法を正す時期が終わる日まで、世界には小さな戦争がありますが、大きな戦争はありません。

 8、法を正す時期が終わる日はいつか?

 その日は皆既日食です。これは、この上ない天機であるため、具体的な日時を言うことはできません。しかし、今後の皆既日食のすべての日を列挙することができます。

 2021年12月4日、2024年4月8日、2026年8月12日、2027年8月2日、2028年7月22日、2030年11月25日、2033年3月30日、2034年3月20日・・・。

 推論すると、2028年7月22日が法を正す時期が終わる日でしょう。しかし、本質的にこのような大きなことはみな変動と按排の中で、師父が決定されることであり、師父の他に誰も言い当てることはできません。

 9、法を正す時期が終わる日の情景:スーパーウイルスが出現する

 宇宙が法を正す時期が終わるその日、大淘汰のスーパーウイルスが出現します。1日のうちに人類の人口の半分が淘汰され、地面には一滴の血も残りません。

 同時に、他の空間の水が人類のこの空間に突入します。

 その日、こぶし大の雨粒が空から落ちてきて、水が地上4~5階の高さまで上昇し、ほとんどすべてを破壊し、すべての平屋建ての家が破壊され、橋も流されます。しかし、その後もテレビを見ようとするとまだ使うことができます。

 その日は、空に銅鑼の音が鳴り響き、銅鑼の神が叩いているのです。

 人類の大淘汰が始まった時、一つの地区から始まり、それから他の地区まで・・・。いくつかの地区は後の方に按排されていますが、とても速く、対応できず、何らかの助けを求める措置を取ることはできません。前半は真っ赤な空、後半は、西から黄金色が浮かび上がり、それは神であり、創世主が戦っているのです。最後に、最高の次元の黒い手が戦い、黒い手の中の最も強力な大王たちがすべて出現します。私たちが通常遭遇する黒い手はみな手下で、超高次元の黒い手を見ることはできず、人体のミクロ世界の中に隠れている可能性があります。旧勢力のさまざまな黒い手はかつては旧宇宙の中で高い次元の神であり、その次元がどれだけ高いのかを、私たちが数字を使用して生命の評価指数を表したならば、みな何十億、何兆もの卍符であり、その体の卍符はある神は莫大な数に達する可能性があり、おそらくこのレベルでこれだけ高い境地の悪い神なのです。すべての旧勢力の黒い手はこの日にすべて一掃されます。

 大法弟子もこの日にすべて功が開き、神通がすべて解放され、洪水は大法弟子を避けて流れていきます。大法弟子の近くにいて大法を認める人はみな保護されます。

 三退した人、大法に対して肯定的に認識している人は、この日はみな無事です。

 10、大法弟子が王位に戻る日の情景

 法を正す時期が終わった翌日、法を正す時期の大法弟子は白日飛昇して飛び去り、他の一つの空間で法がこの世を正す時期が終わるのを待ち、それからすべての大法弟子が一緒に師父に向かって成果をご報告し、その後に王位に帰り、それぞれが離れ離れになっていきます。

 法がこの世を正す時期が始まります。師父とともに法がこの世を正す時期に参加する数少ない一部の弟子が残され、その中の最もよく修めた数人がおり、みなずっと前に按排され、大和尚のように、人類の大淘汰の後に残った半分の人を導き修煉します。

 「梅花詩の後ろ三連の解釈」の中で「一院の奇花、春には主あり」[3]「『春には主あり』とは、ある年の春になると、迫害を受けてきた大法弟子が正々堂々と師父に会えることを指しています」[3]と説かれています。個人的には「この春とは法がこの世を正す時期である」と考えています。

 三、大法弟子の責任と機会

 現時点で、まだ多くの大法弟子が外に出ておらず、この世に下りてくる前の誓約を果たしていません。真相を伝え衆生を救い済度する中で、1人に三退させたとしても、外に出てきたことになります。

 最初に修煉を始めた1億人の大法弟子は、中共による21年間に及ぶ大法弟子に対する残酷な抑圧と迫害の中で、60パーセントを越える人が修煉を放棄しました。

 今後続く時間の中で、さらに一部分の人が試練にさらされ修煉を放棄します。法を正す時期が終わるまでに、まだまだ数多くの大法弟子がずっと外に出て衆生を救い済度しておらず、それは法を正す時期の大法弟子とは言えず、大法弟子の称号を失います。ですから、法を正す時期が終わる日には、わずか1000万人の大法弟子しか残らないのです。

 ここで、高智成弁護士に関する現状と予言について述べます。海外のある同修は文章を書き、「高弁護士はチベットのある洞穴の中に拘禁されている」と言っていますが、焜焜は「高弁護士は四川省のある刑務所に拘禁されており、判決を受けていない、それは無期限に不当に拘禁されているということで、中共も高弁護士を殴ろうとせず、なぜなら苦しみが悪人自身の身に返ってくるから」だと言っています。高弁護士のこの世に下りてくる前の誓約とは大法弟子を助けることであり、その人生で「全国トップ10の弁護士」の身分として大法弟子のために正義を擁護し法的弁護を行い、大法のために大きな貢献をしたので、未来は天上で師父のおそばに従うでしょう。大法弟子の中で最もよく修めた弟子たち(100人に満たない)は天上で師父のおそばに従うことができます。高弁護士の大法への多大な貢献は、異なる形式での修煉です。高弁護士と比較して、私たち大法弟子は無視無我の正覚まで修めなければならず、またどのように精進すべきでしょうか? 高弁護士が大法ために行った貢献と比較すると、どれだけ大きな差があるのでしょうか?

 「自然の成り行きに従って行動すれば道はおのずと開けるものだ」とよく言われます。チャンスもここにあります。大法弟子の修煉の次元がまだ師父の望まれているものにはるかに達していないために、焜焜は「2022年、大法弟子の全体は大幅に向上する」のが天目で見えました。その後の毎年、師父は大法弟子全体の境地をさらに高い基準、さらにさらに高い基準に到達させ、新宇宙の要求に符合させます。よく修めている大法弟子は現在の境地の100倍以上に突破します。しっかり修め、衆生を救い済度する力はさらに大きくなります。その後に続く数年間、大法弟子は師父のご加持の下、神のご加持の下、以前にはなかったような高効率で衆生を救い済度し、世界の50パーセントの衆生を救うという目標を達成し、未来の新宇宙の中で永遠に不滅の威徳を積み上げます。

 四、この予言を書いた理由

 真相を伝える中で古今東西のさまざまな予言に言及し、近年はインドの男の子や火星の男の子を絶えず引用し、実際私たち大法弟子の中にも未来を予言できる者がいます。

 なぜ、ネット上の多くの予言は失敗するのでしょうか?

 天文現象で未来を予言することが失敗する理由は星の位置が変わっているためで、銀河系はみな大宇宙から引き出され、この時の天象は天意を正確に伝えることができません。そして、古代の著名な予言を通じて現在(2021年2月)の現実と未来を解読しているので、予言を解読する人はいつも時間点を間違え、なぜなら現在の時間はみな加速されているため、一つの物事の中の時間要素の変更が、その物事の吉凶に影響し、変わるからです。

 大法弟子の予言が同修の皆さんの助けになることを願っています。同修の皆さんは米大統領選の結果が出てから困惑し、失望し、本来トランプ氏が神に選ばれし者で必ず勝利すると思っていましたが、結果に失望し、ユーチューブで新唐人の同修の何人かが映像の中で非常に失望を表現していました。来年(訳注:2022年)の台湾問題も類似した情景が現れるでしょう。このような一つの予言として参考にすることで、大法弟子が速やかに精神的な混乱の時期を乗り越え、さらにしっかり行い、さらに早く落ち着き、真相を伝え衆生を救い済度することに全力で取り組むことができるよう助けになることができます。

 この文章の中で、天目で見たものは、修煉者として個人修煉の次元の中で見たものであり、誰もがすべてを正しいと保証することはできず、いかなることもみな引き続き変化が発生する可能性があるのです。ただ、みなさんに参考として提供できるだけですので、この文章の内容に執着しないでください。修煉は必ず法そのものを師としなければならず、何かに執着することはすべて漏れになります。

 【編集者注:この文章は筆者の個人的な観点を代表しているものであり、正しいか否かについては筆者個人が責任を負うものとし、読者は自身で判断してください。】

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法十』「更なる精進を」
 [2] 李洪志師父の経文:『大法伝出二十五周年ニューヨーク法会での説法』
 [3] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「梅花詩の後ろ三連の解釈」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/25/421321.html)
 
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