【明慧日本2021年3月16日】(明慧記者)1929年、アメリカの天文学者エドウィン・ハッブルは、我々から遠く離れた銀河を発見した。そして我々から遠ざかる速度が速いことも発見した。
物理学者であり宇宙学者でもあるスティーブン・ホーキング博士は、「宇宙はどの方向から見ても同じように見えるというすべての証拠は、我々が宇宙の中でやや特殊な場所にいることを示唆しているように思える。 特に、他のすべての銀河が我々から遠ざかっていくのであれば、我々がきっと宇宙の中心にいるのではないかと考えられる」と語った。
1965年、宇宙マイクロ波背景放射の検出により、宇宙はどの方向から見ても、どこから観測しても同じように見えることが発見された。
そして、一部の学者は、「宇宙はどの銀河から見ても同じ方向に見えるのではないか、その場合、宇宙は膨張する球体であり、銀河はすべて球体の表面に分布しているはずだ」という別の仮説を立てた。
現在、銀河系を離れこの仮説を検証することは不可能であるため、宇宙の真実は常に人類の謎のままである。 我々は宇宙の中心にいるのか? それとも宇宙は球体の表面なのか? それは現在の人類にとって実証できない、 反駁もできない議題である。
2013年12月17日、英国王立天文学会は、天文学者たちが12年間の研究と議論の末にようやく確認したことを発表した。 銀河系には銀河中心から伸びた4本の渦状の腕が存在すると言う。
アーティスティックな天の川「上から見た図(画像引用元:Image credit:@nasa.gov) |
望遠鏡から見た天の川のパノラマ「横から見た図(画像引用元:Image Credit:ESO/S. Brunier |