文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年3月22日】私は農村の大法弟子です。20年来、師に手伝い法を正す道をずっと歩んできました。師父がいつでも私のそばにいて守って下さり、力と信心を与えて下さったことに感謝いたします。修煉の中で起きた奇跡的なできごとを、三つを挙げて同修と分かち合いたいと思います。
一、深い溝が広々とした道に変わる
迫害が始まって最初の数年間、私は一人でバイクに乗り、袋に迫害の真相資料をいっぱい入れて、夜中にほかの村に配りに行きました。ある日、夜になって、私はあまり熟知していない村に向かいました。この日はとても暗くて、村の入り口が見つからず、村の周りは雑草に囲まれていました。私は焦っていましたが、突然、目の前に平坦で広々とした道が現れました。この村のことはあまり知らなかったけれど、前に来たことがあり、こんなに広い道はなかったはずだと少し戸惑いましたが「かまわない、とりあえず村に入れたのだから」と思いました。そして私はその道に沿って村に入り、資料を配り終えて無事に帰ることができました。
家に帰ってからも「不思議だな? そこには道はなかったはずだが」と思いました。次の日の昼間にその場所に行ってみると、大きな道はなく、その場所は深い溝になっていて、 雑草が生い茂っていました。昨夜バイクでこの道を通った時、路面が柔らかく感じた理由が分かりました。
二、警官は私の姿が見えない
ある日、資料を配りに行って、真相を知らない人に通報されました。数人の警官が私を囲み、私がトイレに行くところですというと、傍にあったトイレに行かせてくれました。
トイレから出て来ない私を、警官は逃げたと思いトイレに入ってきました。私には彼らが入ってきたのが見えましたが、彼らには私の姿が見えなかったようです。そして「あれっ、おかしいな、明らかに人がここに入って行ったのが見えたのに、どうしていなくなったんだろう」とつぶやきながら「 探せ!」と言っていました。
警官らはしばらく探して、私の近くまで来ているのに見つけられず、諦めて引き上げました。私は無事に家に帰りました。
三、毒蜂に刺される
ある時、私は蜂に指を刺されたことがあり「蜂が牛を刺せば、牛をも殺すことができる」という言葉が頭の中で繰り返し現れました。 同時に、病院に行って注射をしてもらおうという一念も浮かんできましたが、すぐにその考えは間違っていると感じ、何もせずにそのままにしました。
家に帰ると、指についた毒素が急速に体に押し寄せてくるのを感じました。 慌てて指を締め付け、師父の法「弟子正念足りれば 師は回天の力有り」 [1]と唱えました。 やがて、毒素が全身を侵しているのを実感するとともに、息苦しさを感じ、呼吸困難に陥りました。 私は突然、気づきました。「これは私に対する迫害であり、私の命を奪いに来ている。絶対に認めない。私は李洪志の弟子であり、誰も私を迫害することはできない。 法輪大法は素晴らしい!」と思いました。
数分後、私は呼吸ができるようになりましが、全身のかゆみにガンマンしきれず、全身を血が出るほど掻いていました。それから、私は発正念を行ないましたが、お腹が空いたように感じ、夜の9時を過ぎているのに晩御飯を食べていないことに気が付きました。それから、ご飯を作り始めましたが、突然、大便をしたくなり、庭にあるトイレに走っていきましたが、間に合わずに漏れてしまいました。この時、体がすぐによくなったように感じ、師父が蜂の毒を排出してくださったと分かりました。
分かっていただきたいのは、一旦、私と同じ状況に合った時には、すぐに病院に行って救急治療を受けなければ、蜂の毒に殺されてしまうということです。
命を救ってくださった師父に感謝いたします!
注:
[1] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「師徒の恩」