女性教師の王利林さん 深圳市南山区留置場で虐待される
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 【明慧日本2021年4月14日】深圳市の英語教師の法輪功学習者・王利林さんは不当に4カ月間拘禁された。市内の南山区留置場で収容されていた間に虐待され、連続して数日間手錠と足かせを嵌められ、手首や足首、右膝が腫れ上がり、青くなった。

 王さんはハルビン建築大学を卒業した後に深圳で就職し、建築設計、玩具販売営業、英語育成の教師などを次々と務めた。2009年に法輪功の修煉を始めてから元々身体にあった8、9種類の病気が治った。

 王さんは2016年5月24日午後7時ごろ、現地の警官らに連行され、その後1年6カ月の実刑判決を下された。王さんが設立した私塾は一度中断されたが、2018年に再開した。 

 王さんが賃貸している塾で、2019年に当局から何度も嫌がらせを受け、やむを得ず引っ越をしなければならなくなり、数千元の損失を蒙った。王さんは何度も尾行され、写真を撮られ、住宅に押し入れられ、尋問された。

 2020年12月8日、王さんは再び連行され、拘禁された。南山区留置場で、拘禁されている人数が指定された人数の倍以上に超えたので、湿っぽい床に寝るしかなかった。王さんはずっとトイレの側の湿っぽい床に寝ていたため、全身の関節が痛くなり、右膝が腫れ上がった。

 2021年3月13日、王さんは自分の身体の異常状態を留置場に報告したが、現在まで何の返信もない。同月19日、留置場刑務官は王さんは「転向していない」という口実で王さんを呼び出して、王さんを床に倒して押し付けた。更に、ある刑務官はトランシーバーで王さんの口を突いた。刑務官は王さんの右膝が腫れ上がっていることを知っているにもかかわらず、王さんに手錠と足かせを嵌め、23日の午後4時になってやっと外した。

 同時に手錠と足かせを嵌められた学習者がもう一人いた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/12/423278.html)
 
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