【明慧日本2021年4月22日】(吉林省=明慧記者)吉林省徳恵市裁判所は2021年4月9日午前9時半、農安県で2020年7月15日に連行された法輪功学習者・張敬元さん(男性)、高暁歧さん(女性)、趙秀蘭さん(女性)、孫鳳仙さん(女性)、蔡玉英さん(女性)、于嬌茹さん(女性)、孫秀英さん(女性)、単為和さん(男性)の8人に不当裁判を開いた。
裁判所は学習者の家族が依頼した弁護士が法廷に出席することを認めず、家族が傍聴するためには、無信仰証明書の発行を必要とし、一家族で1人だけ傍聴できることを許可した。
家族や弁護士は、ドアの外から審理を聞くことしかできず、「中国の特色」を持った法的光景となった。
学習者8人の家族のうち、張さんの父親だけが、息子に会うために地元の派出所に無信仰証明書を発行しに行き、裁判に参加した。すると、王栄富は裁判長として、大胆にも公開裁判だと発言した。
8人の学習者は全員、裁判所が指定した有罪判決を目的として行う弁護士を拒否し、親族が雇った正規の弁護士に法廷での弁護を依頼したが、王裁判長はこれを拒否した。学習者は、王裁判長にそれを避けるように求めたが、王裁判長は、学習者にはそんな権利がないと皮肉った。学習者は、法廷で法律に基づき自分の主張をし、罪や罰を認めず、正しく行動した。
午後1時30分頃、裁判は急遽終了した後、8人の学習者は農安県留置場に戻された。
学習者は全員、防護服を着用していた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)