　文／中国の大法弟子

　【明慧日本2021年5月6日】私は今年で52歳になります。修煉する前は、比較的に内向的な性格で、それまでの人生で多くのことを経験し、そして、知らないうちに多くの業力を作りました。30代の時に不眠や貧血、冷え性、リウマチ、子宮筋腫（2回手術しても治らず）、痔、腰痛など一般的な病気にかかり、薬を中断したことがなく、家には、いつも漢方薬など様々な薬を常備していました。

　2008年の夏も終わろうとする頃に、60代のお客さんが私の美容室に入ってきました。彼女の肌は白くてハリがあり、優しそうな笑みを浮かべていました。彼女の髪を切っている最中に、法輪功を知っていますかと聞かれました。その時、私は非常に不敬なことを口にしたので、すぐに、何も喋らないようにと言われました。そして、彼女は、私に法輪功の真相を伝え、私もようやくテレビや新聞などの宣伝が全て誹謗中傷であることがわかり、「三退」を勧められた時は、すぐに手を挙げて、中国共産党の団、隊から離脱すると天に向かって誓いました。

　彼女はまた、修煉後の心身の変化も教えてくれました。修煉する前は非常に自己中心的でしたが、今では、いつも相手のことを先に考えるようになったそうです。昔は40代で老眼鏡をかけていましたが、自分自身が医者なのに治すことができなかった。修煉してから、今は60歳を過ぎていますが、これまで薬を飲んだことがなく、老眼鏡はずっと前に捨てたそうです。

　数日たって、彼女は『轉法輪』と、師父の説法の録音が入ったmp3を持ってきてくれました。それ以来、私は、体が健康になり、すぐに家にある全ての薬を捨てました。しかし、大切な大法を手に入れたものの、当時の私は深く常人の中に迷い込んでいて、大切にせず、ごくたまに『轉法輪』を少し読むだけでした。ほとんど家に置きっぱなしで、感性から大法の素晴らしさを感じるだけでした。

　2010年の夏の終わりころ、私は現在の夫（同修）と結婚し、真に大法を修煉し始めました。

　最初の功法を煉っていた時、腕を伸ばしていると、とても軽やかで、自分の手がずっと遠くまで伸びている感じがしました。その時、これは本当に素晴らしい功法だと思いました。初めて、第5功法を煉った時に、すぐに卵の殻の中に座っているような素晴らしい体験をし、それが何分間か続き、非常に気持ちがよかったのです。

　2012年の夏、私も同修である夫も洗脳班に連行され、70日以上たって、帰宅しました。しかし、家に帰ってすぐ、銀行のカードや通帳、家に置いてあった現金までなくなったことに気づき、手元には数十元しかありません。スーパーで米などの必需品を買った後はもう2元も残っていませんでした。その時、ようやくお金がなければ、その日の野菜を買うことすらできないことを思い出し、涙が出そうになりました。

　翌日の朝、無意識に何度も漁ったカバンを手に取り、開けてみると、何と中には100元のピン札が3枚入っていたのです。慈悲な師父のご加護に感謝いたします！ちょうど300元が使い切ったころ、夫の息子が保管してくれた銀行のカードや通帳などを届けに来てくれました。

　学法と煉功を続けていくうちに、2日間、下痢が続き、肉も食べられなくなりました。なん日かが過ぎたころ、また肉が食べられるようになりましたが、美味だと感じなくなり、まさに『轉法輪』の中に書かれた通りの状態でした。

　ある日、慈悲なる師父が法輪で私の体を浄化してくださっている時のことでした。ベッドで横になっている時、ふと背中で法輪が非常に早く回っている感じがして、興奮しながらも少し怖くなり、「背中で法輪が回ってる」と叫び出しました。夫は「師父が体を浄化してくださっているのだよ」と答えました。そして、知らないうちに、身体の病が全て消え去り、それ以来、身体が非常に軽やかになりました。

　ある日、師父が体を浄化してくださっている過程を非常に鮮明に感じることができました。別空間で、師父は私の背中を切り開き、良くないものを取り出しています。すべての過程において、慈悲なる師父は、私の別空間の体が髪の毛から足の爪先まで全てが一新したのを感じさせてくださいました。

　法を学び始めてから近所の同修たちと一緒に真相資料を配ったりなど、真相を伝え始め、毎日「三つのこと」を中心に動いています。2011年のお正月期間が過ぎたころから外に部屋を借りて、真相資料を作り始めました。2014年5月1日、衆生に真相資料が入ったDVDを紹介している時、真相を知らない人に通報されて、3年の不法な判決を言い渡されました。

　2018年5月、衆生に真相を伝えている時、再び連行され、再度1年と6カ月の不法な判決を言い渡されました。当地域の留置所で2カ月拘禁された後、検察院の人に市の留置所に移されました。2019年3月、またもや不法に刑務所に入れられました。しかし、慈悲なる師父のご加護の下、正念をもって、魔の巣窟から抜け出すことができました。

　10年余りの修煉を振り返って、多くの執着心により、何度も回り道をしてきました。2019年12月から『轉法輪』を暗唱し始めました。時間に執着せずに、真剣に自分を修めなければなりません。毎日努力していけば、少しずつ覚えられるようになります。1文字1文字が目の前に現れるくらいに、人心を放下して、暗唱しています。

　師父の要求にはまだ達していませんが、何事も、他人の事を先に考えられる真に合格した大法弟子になれるよう、そして、自分の使命を果たせるよう、私は努力し続けていきます。