【明慧日本2021年5月6日】安徽省淮南市田家庵区の法輪功学習者・馬海雲さん(59歳女性)は昨年10月に連行され、その後、警官に起訴された。今年3月18日に開廷され、最近、懲役5年の実刑判決を言い渡されたという。
馬さんは電子工業部第八研究所の元職員で、1999年中国共産党が法輪功に対する迫害を始めた後、馬さんは信仰を堅持するために何度も拘禁された。2003年10月、馬さんは懲役8年の実刑判決を言い渡された。夫も何度も迫害を受け、放浪生活を余儀なくされた。
2020年10月23日午後、馬さんは法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布していた際、中国共産党の虚言に騙された人に通報され、現地の派出所の警官に連行され、家宅捜索を受け、携帯電話とパソコンなどを押収された。
馬さんは淮南留置場に拘禁されている。家族が衣類を持って行ったが、留置場側に拒否されたため、馬さんは受け取れなかった。
開廷前、家族が依頼した弁護士は留置場に行って馬さんに面会しようとしたが、留置場側にコロナウイルス期間の面会は禁止との口実で拒否された。
3月18日、馬さんに対する裁判が行われた。弁護士の馬さんに対する無罪弁護は裁判官に中断され、「(共産)党の立場に立たず、逆に法輪功に弁護してはどうなんだ」と弁護士は裁判官に指摘され、法廷から追い出された。
馬さんの弁護も裁判官に中断された。
裁判の結果は「1週間後に宣告する」と裁判官は当時言った。