【明慧日本2021年5月9日】(遼寧省=明慧記者)遼寧省撫順市の法輪功学習者・徐徳武さんは連行され、2021年4月21日に撫順市順城区裁判所に懲役4年の実刑判決と罰金1000元(約1万6800円)を不当に言い渡された。
徐さんは2020年10月21日午前、地元の派出所の警官により県公安局に連行され、撫順市でPCR検査を受けた後、地元の留置場に拘束され、後に、撫順市順城区検察庁に不当な捕状を発布された。
2020年11月、撫順市順城区検察庁は警官に陥れられた徐さんの案件を受理し、2021年1月5日に撫順市順城区裁判所で起訴した。同裁判所の田笑の審査により、徐さんの案件が立案された。
2021年3月9日、同裁判所の関係者は新賓県留置場で徐さんに対して法廷裁判を行った。裁判に参加した者は裁判官・馮艶、書記員・王盈、裁判官・王洪(女性、音訳)、趙陽(男性、音訳)、法律相談援助の杜弁護士がいた。
審理の過程で、検察側の順城区検察庁の李暁静と張鳴宇はただ車にあったパンフレットをどこから入手したのかと徐さんに聞いた。徐さんは知らないと答えた。証人は法廷に出席しておらず、検察側が提出した「証拠」はパンフレットの写真だった。
徐さんの家族は弁護人として、何度も「証拠」を出すことを要求し、出せない場合は証拠にならないし、証拠が有罪証拠と無罪証拠があると主張し、「新聞出版総署令第50号」を取り出して裁判官に見せた。裁判を傍聴していた警察官も見ていた。
裁判中、裁判官は数回弁護人の意見を中止し、最後に裁判終了を宣言した。弁護人はサインせず、裁判官はサインを強要した。弁護人はサインできない、「証拠」もないのに、裁判は無効だと言った。徐さんにもサインをしないように言われた。