【明慧日本2021年5月9日】四川省蓬渓県金橋新区の法輪功学習者7人は4月18日に楊雲茂さんの家で学法していた際、現地の警官らに連行された。楊さん夫婦も家宅捜索を受け、ドアに封印の紙を貼られた。楊さん夫婦は放浪生活を余儀なくされ、現在は行方が不明である。
4月18日午後2時過ぎ、7人は集まって学法のために楊さん夫婦の家に行って間もなく、ひとしきり門をたたく慌ただしい音が伝わって来た。来訪者は住宅区の管理人と名乗り、早めにドアを開けてほしいと促した。しばらくして、警官らは錠前屋さんを呼んできて、無理やりドアを開け、室内に侵入した。警官らはパトカー4台を出動させ、パトカー1台に警官3人以上が配置されていた。
警官らは捜索許可証や警察証など一切提示せず、1時間以上経過した後、大隊長が初めて警察証をちらっと見せた。5時過ぎ、やっと捜索証明証を持ってきた。
警官らは学法の場所を資料の印刷拠点と勘違いして、室内のあちこち探していたが何も見つからなたった。警官らは手ぶらで帰るわけにはいかず、結局楊さん夫婦が持っているすべての法輪功の書籍、法輪功創始者の写真、携帯電話、週刊誌6~7冊、小冊子、法輪功迫害の真実の文字を印字した紙幣4千元を押収した。陳秋菊さんも100元と携帯1台を押収された。
連行された学習者は楊チョン英さん(67歳女性)、羅尤富さん(82歳男性)、張金秀さん(76歳女性)、苟素蓉さん(77歳女性)、陳秋菊さん(53歳女性)、梁珍林さん(80歳女性)、劉賢碧さん(63歳女性)、楊雲茂さん(74歳男性)と徐雲華さん(66歳女性)夫婦等9人であった。全員派出所で尋問された後、当日夜か翌朝解放された。しかし、楊さんと徐さん夫婦はドアに封印の紙を貼られており、2人は家に入れず、放浪を余儀なくされた。
確実な情報によると、遂寧市当局は恐怖の環境を作るために、無職の若者500人を雇用し、短期間の訓練をしてから十字路や駅、バス停、野菜市場、スーパー、街など人の流れが多いい場所に配置し、学習者を監視させるという。現在、500人はすでにそれぞれの位置につけており、みなスマホでゲームをしているふりをし、群れでの会談があれば必ず近づいて盗聴をしている。学習者だと確定すると、すぐに写真を撮ったり、撮影したりしてから、複数の者が取り囲んできて暴力で連行する。今年2~4月、すでに45人の学習者が連行された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)