【明慧日本2021年5月13日】大連市甘井子区の64歳の法輪功学習者・潘学明さん(女)は、1年7カ月以上連行されて拘禁され、心身ともに深刻なダメージを受け、肺の呼吸も困難になった。そのため、拘禁の基準を満たさないと言われたが、高新園区裁判所から懲役3年の不当判決を受けた。
大連市の政法委員会(治安・司法などを統括する機関)と610弁公室は、「建国70周年祝賀」のための安定を保つことを口実に、長期間にわたって法輪功学習者を監視・盗聴・尾行し、2019年7月10日に少なくとも7人の法輪功学習者を連行した。その日の朝、潘さんは自宅から凌水派出所の警官に連行され、家宅捜索され、パソコン、プリンター、法輪功の書籍、創始者の写真などを押収された。
潘さんをはじめとする法輪功学習者は、姚家拘置所に連行され、拘禁されていた。潘さんは拘置所の4-12号房に監禁されていた。コロナウイルスが発生したあと、当局は潘さんの家族が潘さんのために衣服を送ったり、現金を預けたりすることを妨害した。
監禁、劣悪な生活環境、警察の取り調べにより、潘さんは肺の病気になり慢性的な咳を発症した。
高新園区裁判所は潘さんに懲役3年の不当判決を下したが、刑務所が潘さんの病状を理由に入所拒否とし、潘さんは現在も大連姚家拘置所に拘禁されている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)