【明慧日本2021年5月13日】山東省曲阜市後彭村の法輪功学習者・孔令坡さんは身柄を拘束され、2020年12月に懲役3年6カ月の不当な判決を宣告された。家族は一切知らされず、何度情報を尋ねても得られなかったという。
2020年7月29日の昼、孔さんは曲阜市董荘鎮で法輪功の資料を配布した際、地元派出所に身柄を拘束された。当日の午後、曲阜610弁公室の杜善紅、孔祥国、孔浩は孔さん宅にあった法輪功の関連書籍、ビデオプレーヤー、音声プレーヤー、DVD、現金、携帯電話などの私物を押収した上、孔さんの妻を小雪鎮派出所に連行した。
派出所では、孔さんの妻の携帯電話を見つからなかったため、村大隊の陳桂東、王超、派出所の警官は再び孔さん宅に戻り、嫁と孫に携帯電話の行方を尋ねた。嫁は数カ月の赤ちゃんを抱っこしていたため、わずか10歳の孫をパトカーに乗せて孔さんの弟の家を捜索した。孫は非常に怯えていた。
警官・孔祥国と孔浩、曲阜と国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関、以下、国保)の杜善紅、孔言は孔さんの妻を取り調べた。孔さんの妻は迫害に協力しなかったため、一緒に泗水派出所に拘禁すると脅されたが、当日、家に帰された。
7月30日、孔さんは泗水県拘置所に拘禁された。8月7日、孔さんに不当な逮捕状が発付された。
孔さんの妻と家族は国保の曲阜に孔さんの解放を求めたが、孔言と警官・夏に自首するようにと脅かされた。孔さんの妻は「私は何も法律違反はしていません。どうして自首しなければならないのですか?」と反論した。警官・夏は「待ってろ! 落ち着いたら、懲らしめてやる」と脅迫した。さらに、警備に二度と孔さんの妻を中へ入れないように指示した。
孔令坡さんは2カ月拘禁されていたが、何も知らない家族は泗水留置場、曲阜市陳情局へ訪ねたが相手にされず、孔さんの安否を心配している。
現在の情報によると、孔さんはすでに2020年12月に懲役3年6カ月の不当な判決を宣告されたという。