最近の予言 法を優先にすることの重要性を指摘
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年5月31日】アメリカの大統領選挙と、最近の明慧の記事 「法を正すことが終わる時期に対する考えと予言」の2つの問題について、私の考えを述べたいと思います。

 アメリカの大統領就任式からずいぶん時間が経過し、人々は落ち着いてきました。私たち修煉者は、物事を記憶から消し去るのではなく、安定した心の状態が修煉の成果であると考えています。私たちは、大統領選挙の間、正念を発することに力を注ぎ、正しいものを守る責任をはっきりと自覚しています。トランプ大統領が2期目に就任しなかったことで、この責任は無くなったのでしょうか? 法輪大法の学習者は、中途半端に諦めることができるのでしょうか? 兵士は戦況が悪化すると戦いをやめるのでしょうか? 常人でも絶対に諦めないと言います。中国国内の学習者はこの21年間、迫害を止めようとしてきましたが止められません。それは私たちが努力をしていないということでしょうか?

 明慧の記事「法を正すことが終わる時期に対する考えと予言」についての著者の意図は、法を実証し修煉者たちに挫折しないように、三つのことを着実に続けようと言っているのだと思います。事態の推移を認識し、時を見計らって三つのことを行うようにとの意図があったのではないかと思います。しかし、この記事が大きな反響を呼んでいました。

 何年も修煉してきた高齢の修煉者の中には、この記事を読んで悲しい気持ちになった人もいるようです。彼らは、迫害がようやく終わりそうだと感じながらも、もっと長く続くのではないか? とがっかりしたのです。投獄されている修煉者たちが苦難に耐えていることは知っていますが、耐えることも修煉の一つではないでしょうか?

 修煉者の中には、予言は正確かもしれないと言う人もいます。特に、迫害がいつまで続くのか、中国共産党(以下、中共)が台湾に軍事行動を起こすのではないかという部分です。私たちは師の教えに従うべきです。師父は、中共が台湾を統治する福はないとおっしゃっていました。

 この記事を読んで最初に感じたのは、師父の深い慈悲の心に感動したということです。師父は、より多くの衆生を救い、私たちの修煉状態を向上させるために、大法修煉者のために終了時間を延長してくださったのではないかと思います。よく考えてみると、未来を見通す能力のある人が正確に物事を見ているとはいえ、私たちは法に従うべきだと思いました。自分の修煉のレベルや旧勢力の干渉によって、見たことが不正確になることがあります。

 私たち修煉者にとって重要なのは、正しい念を持ち、正しい行いをし、法を正しく理解し、師と法を強く信じることです。師はコントロールしてくださっています。物事が終わっていないので、私たちは自分を修めて衆生を救うためにあらゆる機会を大切にしなければなりません。

 中共の対台湾軍事行動の予測を認めれば、それは我々修煉者にとって恐ろしい執着となり、正義に対抗する巨大な力となるかもしれません! 弟子としては、他の修煉者が言ったことではなく、師が台湾について語られたことを覚えておくべきだと思います。どんなことがあっても、大法と師に対する私たちの正しい信仰を揺るがすことはできません。これは根本的な問題です。

 記事にあった、共産党組織から脱退する人の数について、私たちの多くは誤解しています。ほとんどの修煉者は、50%というのは中国の人口の半分を指すと思っていますが、人口の大部分が子供であり、非共産主義者であるという事実を忘れています。彼らは法輪大法に対して否定的な意見を持っていません。また、師父が修煉者の質問に5本の指を差し出して答えられたのは、50%と言っておいでなのかもしれませんし、1人でも多く救うために頑張れとおっしゃっているのかもしれません。

 中共は、確かに台湾に対して軍事行動を起こしたいと考えています。しかし、天は按排していません。一部のメディアは、中共のトップが2年以内に軍事行動を起こすことを計画していると言っています。私は正念を発するたびに「中共がアメリカ大統領選挙に干渉し、台湾を侵略しようとしていることを排除する」を加えて実行しています。私は旧勢力の按排を否定します。これらの問題はすべて師が最終決定権を持っておられます。

 以上は、私の限られた理解です。適当でない所がありましたら、慈悲なるご指摘をお願いします。

 合掌!

 【編集者注:この文章は筆者の個人的な観点を代表しているものであり、正しいか否かについては筆者個人が責任を負うものとし、読者は自身で判断してください】

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/4/421572.html)
 
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