文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年6月3日】2021年4月6日の朝、私の住む地域の法輪功修煉者(以下、修煉者)が、地元の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)から嫌がらせを受けました。このような嫌がらせは今回で2回目です。昨年の「ゼロ行動」では、地元の政法委員会の職員が修煉者とその家族に何度も嫌がらせをしました。
「ゼロ行動」は、中国共産党(以下、中共)がブラックリストに載っているすべての修煉者に信仰を放棄させようとする最も最近の試みです。
最初は、修煉者が用意された手紙に署名すれば、二度と接近したりしないと主張していました。また、署名してくれた人にはお金を払い、困ったときには助けてあげると言っていました。しかし、何度も断られているうちに、修煉者の職場に解雇を迫るようになりました。また、修煉者の子供の仕事や将来のことに対して脅すようになり、一部の修煉者は、法輪大法を放棄することを約束する「三書」に署名させられました。
数カ月後、「ゼロ行動」の第二弾が始まりました。今回はやり方が違っていました。国保の私服警官が、書類の山を修煉者に見せて、「明慧ネットで迫害を暴露した人を調査している」と言うのです。
彼らは、修煉者と良好な関係を築いているので、これはいくつかの事柄を明らかにするための単なる訪問であると主張しました。彼らは、修煉者たちに自分たちのことを暴露しないようにと繰り返し言っていました。彼らの口調は親切で親しみやすく、修煉者を「兄弟」や 「姉妹」と呼んでいました。修煉者の中には、彼らの言うことを信じてしまう人もいました。
よく考えてみてください。軽い気持ちで訪れたのに、なぜ「記録してもいいですか?」と聞くのでしょう。なぜ彼らは、あなたがまだ大法を信じているかどうかを尋ね、あなたの子供の仕事や将来を脅すのでしょうか? 彼らのポケットにある携帯電話は、なぜあなたの答えを記録しているのでしょうか? 彼らは偽善的で悪賢く、私たちを迫害する別の方法を考えました。
彼らが私たちの家を訪れるのは仕事の一環であり、上司から与えられた「ゼロ行動」の任務を完了するためです。修煉者に対する不当な嫌がらせです。彼らの偽善に騙されてはいけません。
師は私たちに多くのものを与えてくださいました。この機会を大切にすべきではないでしょうか? 圧力がかかった時に妥協して、後から無効だと宣言することを何度も繰り返すのは、師父の慈悲を軽んじているのではないでしょうか?
私たちは修煉者ですから、法の立場で物事を考えるべきではないでしょうか? なぜ嫌がらせを受けたのでしょうか? 個人的な利益への執着、感傷、迫害への恐れなど、人間的な概念が抜けていないでのはないでしょうか? 前回うまくいかなかったのなら、今回はその埋め合わせをするチャンスではないでしょうか? もしこの機会を失ったら、私たちの修煉レベルはまた下がってしまうのではないでしょうか?
もしかしたら、「ゼロ行動」は、師父が大法弟子たちに人間性から抜け出すための2度目のチャンスを与えられたのかもしれません。
ある修煉者が明慧ネットの記事の中で、「邪悪な迫害に直面している法を正す時期の大法弟子として、生死の試煉をまだ人間的な執着で扱うならば、自分に残されたものは恥であり、大法に残されたものは屈辱であり、未来に残されたものは後悔です。もちろん、まだ手放せない人心があるからこそ、悪はそれを利用しているのですが、この試験は修煉者が人心を取り除くための最高の機会ではないでしょうか?」と言っていたのを思い出します。
中共の質問と圧力に直面して、一部の修煉者は傷つくことを恐れて、表明を取り繕って対処し、自分を守りたいと思っています。神はこのような行動をどう思うでしょうか? 法を正す時期の大法弟子である私たちは、中共の嘘に騙されてはいけません。中共の嘘に惑わされてもいけません。彼らは約束を反故にし、嘘をつき、騙します。中共が存在する限り、私たちへの迫害は止まらないでしょう。
また、「ゼロ行動」に参加した人には、中共の犯罪の共犯者になることをやめるように忠告したいと思います。善は報われ、悪は罰せられるというのが天の法則です 大法への迫害は凶悪な犯罪であり、必ず是正されます。現在のコロナウイルスは天からの警告です。法輪大法は佛家の高徳大法であり、法輪大法を修煉することは、いかなる法律や規則にも違反せず、中国では完全に合法です。法輪大法を迫害することは、中国の憲法に違反しています。
次元には限りがありますので、もし法に合わないところがあれば、慈悲なるご指摘をお願いします。合掌。
【編集者注:この文章は筆者の個人的な観点を代表しているものであり、正しいか否かについては筆者個人が責任を負うものとし、読者は自身で判断してください】