【明慧日本2021年6月11日】私は2015年に法輪大法のことを知りました。きっかけは、地元で開催されていた「真・善・忍国際美術展」を観る機会があったからです。展示された絵画はどれも美しく、明確な意思が込められており私の興味をとても惹きました。ある法輪功学習者がこれらの絵画の背景を説明し、修煉について説明したとき、私はこれこそ自分が探し求めて来たものだと気づき、修煉すべきだと思うようになりました。
その当時の私は健康問題に苦しんでいました。健康が著しくなく、悪くなった根本原因は、日常生活の大きなプレッシャーで、精神的なストレスでした。法輪功の座禅を通じてストレス解消ができるのではないかと思ったのです。煉功を始めて間もなく、私の身体の健康状態は改善されました。できるだけ法輪功の気功教室に参加するようにしました。また、学法することもとても有意義だと感じました。それから、学法しつつ法輪功学習者(以下、学習者)の活動にも参加するようになりました。
私は他の学習者と一緒に学法し、『轉法輪』は私の人生の灯火(ともしび)になったと感じています。私の道徳水準を高め、人との付き合い方まで教えてくれました。大法がいつもそこにあって、私を待っていたかのように、私は来るべき時と場所で大法を知る事が出来たのだと思います。
時間が経つにつれ、私は大法の修煉とは何かを理解出来る様になりました。私がいくつかの執着をすぐに取り除いたことにより、よりよく衆生を救うための活動に参加できるようになりました。私は天目が開いているので、言葉で言い表せない荘厳な情景をしばしば見る事が出来ます。師父はいつも私を見守って下さっており、師父の慈悲なる済度に感謝申し上げます。
修煉を通じて、私はいろいろな執着心を捨て去ることができました。例えば人前で恥をかくことを気にしないようになるとか、何事も自然のままに任せるようになり、自分の意思に基づいて真の決定をすることなどです。観念を捨てさることで心性を向上することが出来ました。私は長年抱えてきた不安感、孤独感、欲望などがなくなりました。
私が教鞭をとっている大学では、いつも仕事のルールを守らない人がいます。ある日、そんな彼女と私が同じチームに配属されることになりました。彼女が来ると仕事の多くを私がやらなければならなくなりました。しかし、これは心性を向上させるチャンスなのだと私は考えました。私はそれから、出来るだけ善意でトラブルに対処し、結果的に問題なく仕事をこなすことが出来ました。
私は今回の仕事の流れの中で、友人だからと言って特別に仕事の便宜をもたらすこともしなかったし、かつて喧嘩した相手とも問題を起こすことがありませんでした。私は仕事に対して修煉と同じようにしっかり行うべきだと考えています。また、今回の件を通して、ルールを守らなかった彼女が私の態度をみて自分も変わらなければならないと気づきました。それから彼女もルールを守るようになりました。彼女の心が良いほうに変わったのです。
これまでの様々な経験を通して、私は確かに修煉において向上したと感じています。法輪大法と師父への感謝は尽きません。ありがとうございました。