【明慧日本2021年6月13日】黒竜江省ハルビン市の障害者・牛暁娜さんはかつて進展型のリウマチを患い、死にかけたが、法輪功を学んでから症状が緩和され、身の回りの生活ができるようになった。2021年4月19日、警官は牛さん宅に押し入り、牛さんの身柄を拘束した上、留置場に拘禁した。牛さんに不当に逮捕状を発付し、現在、すでに50日以上拘禁した。牛さんの健康状態は悪化し、両手は変形してしまい、歩くこともできなくなった。家族は救援を呼びかけている。
進展型のリウマチ、寝たきり
牛さんは1975年に生まれ、黒竜江省牡丹江市出身である。小学校から大学まで成績は優秀だった。大学二年生の時、進展型のリウマチ(祖父も同じ病気で他界)を患い、母は牛さんを連れてあちこち診てもらったが、症状は止まるどころか、悪化し続けた。また薬の副作用で、心臓、肝臓、脾臓、胃全てが悪くなった。
身長168cm、容姿の良い牛さんは病気で見る影もなく、痩せこけて、髪の毛が抜けた。両膝は子供の頭蓋骨ほど腫れて伸ばせず80度のままで、両手は胸の前に曲がり、両手の関節10箇所とも変形し、寝たきりになった。
尋常ではない痛みに襲われる牛さんは毎晩泣き、どのように自殺するかばかり考えていたという。
法輪功を学び、命拾いした
牛さんの母の生徒の1人が大学を卒業し、教師になった。かつてひどい心臓病を患い治療ができないため辞職した。しかし、法輪功を学んでから完治し正常な生活に戻った。牛さんの母は試してみる気持ちで娘と一緒に法輪功を始めた。
最初、牛さんはベッドに座ることしかできず、動作も綺麗にできなったが、すぐに効果を感じた。まず痛みが消え、関節の腫れも消えた。しかし、関節の骨膜がすでに膿んでいたため、骨と骨だけが繋がった状態で、伸ばして歩くことはできなかった。
1999年7.20、江沢民グループによる法輪功への迫害が始まってから、牛さんと母、学習者ではない父(1回だけ拘禁)は、身柄を拘束された。牛さんは煉功ができなくなり、病気が再発した。家族は仕方なく牛さんを連れてハルビン市に移住した。牛さんはまた煉功し始めると、2005年に椅子を押しながら数歩、歩けるようになった。2008年、しゃがみながら部屋の中で数メートルを歩けるようになった。そのあと、歩けるようになり、手指もだんだん使え、リウマチも直った。今回、拘禁された時の健康診断では心臓、肝臓などの臓器も正常値である。
不当に拘禁され、危険の境地に
2021年4月19日、牛さんと母はハルビン市内の住所で警官に身柄を拘束された。牛さんは37日間拘禁されてから不当に逮捕状を発付され、現在、ハルビン留置場で拘禁されている。母は解放された。
牛さんは20年以上社会と接しておらず、性格は単純で控え目である。警官に何度も取り調べられたため、心に大きなプレッシャーを受け、健康状態は急速に悪化した。
現在、家族は弁護士を雇い、牛さんと面会した。牛さんはすでに歩けなくなり、留置場では人に背負ってもらったり、2人に支えられながら階段を上り下りしている。また、膝が曲がらないため、トイレの階段を登れず、尿は漏らすしかない。トイレに行かないようにするため、食事も水分もあまり取れなかった。さらに、全身の骨、頭部、眼球も痛く、心臓が苦しく、両手が変形し、痩せこけた。
家族はとても焦り、国際社会の国連の人権組織、障害者人権保障組織、世界の良知のある人々、中国の良知のある官僚に、一日も早く牛さんが家に戻れるように呼びかけている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)