　【明慧日本2021年6月18日】法輪功のオンラインレッスンを企画するカナダの法輪功学習者・雷時忠博士によると、昨年10月31日、カナダの法輪功学習者（以下、学習者）らは初めてオンラインで法輪功を教えることを試みた。初回の参加者は36人で、これまでの参加者は2000人近くにおよぶという。

　雷博士は次のように述べた。「当初は週に1回開催していたが、それから週2回に増やしました。今年2月から、アメリカの学習者の助けもあって、毎週3回にまで増えました。先週、フランス語の法輪功オンラインレッスンを初めて開催したところです」

　「新型コロナウイルス流行後、人々は健康を保つ方法を探しています。昨年の北米の世論調査によると、座禅などのような修煉法をやってみたい人がコロナ流行前に比べて30%増えているそうです。どこで法輪功が学べますか、という問い合わせが絶えることはありません」

　「コロナ流行前、カナダ、アメリカの各都市で、法輪功の屋外の気功教室は非常に多く、学びたい人がエクササイズを教わることは気軽にできました。しかし現在、直接会って教える機会がなくなったため、カナダの学習者が昨年9月からネットを通じて法輪功を教える準備を始めたのです」

　市議会議員がオンラインレッスンに参加

カナダのオンタリオ州キングストン市議員のリサ・オサニック氏

　カナダのオンタリオ州キングストン市議員リサ・オサニック氏は、5月1日の法輪功オンラインレッスン（約2時間）に参加した。授業後、オサニック議員は「インターネットでのレッスンにとても満足しました。その夜よく眠れたのは、法輪功を習ったおかげだと思います。これからもオンラインレッスンを見てエクササイズを学び、これらの動作をすべて覚えたいです。法輪大法デー、おめでとうございます」とメールで述べた。

　オサニック議員は祝辞で「法輪大法デー」を祝い、「法輪大法の学習者が見せた優しさと寛容は、世界中の多くの人を感動させました。真・善・忍の理念は、今の時代にとってとても重要です。新型コロナウイルスの流行により多くの人は不安、孤独を感じています。皆さんがインターネットで法輪大法のレッスンを提供し、市民の精神、道徳、体の健康を助けてくれたことに感謝します」と記した。

　「やっと探していたものと出会った」

　雷博士によると、法輪功は地位、階級、人種を問わずすべての人に愛好され、参加者は個人情報の登録も必要ないという。一方、オンラインレッスンのフェイスブックページのアクセス履歴を見ると、アクセスした人のうち55歳以上が大半を占め、そのうち女性が70%を占めていることが分かった。レッスンに参加した人の多くは、気功や座禅についてある程度の理解を持っているという。

　「参加者の多くは、法輪功の病気治療と健康保持の効果に期待を持っていました。結果として、多くの参加者は練習する時に体中のエネルギーの流れを強く感じて、その場で病状の苦しみが緩和された人もいれば、その日から睡眠の質が明らかに改善された人もいます。これらは、皆さんがネットに残したコメントから知りました」

　人々に心身の健康を保つ方法を教える法輪功、各国の政治家が称賛

　過去20年あまり、世界各地で法輪功の愛好者が増え、今年の法輪大法デーには世界各国の政治家が祝賀文を寄せた。

オタワのラランド下院議員

　カナダ・オタワのラランド下院議員は祝辞で、「新型コロナウイルスの流行中、法輪功の無料オンラインレッスンは、社会に大きく貢献しています。皆が共に困難に直面する時、法輪功はカナダ国民の健康に貢献をもたらしました。彼らは修煉体験を皆と共有するほか、また我々に人権と良知の重要さ、および真・善・忍の価値観を教えてくれました」と綴った。

　雷博士たちは法輪功オンラインレッスンのウェブサイト（日本語版はこちら）を立ち上げた。