文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年6月26日】私は4月3日の午前0時10分の発正念を終えて、横になってすぐ眠りにつき夢を見ました。夢の中では誰も見えず、ただ「死ぬ日が来た」という声がはっきり聞こえました。私はゾッとして、「いつですか」と尋ねると、その声ははっきりと「12時半」と答えました。壁にかけてある時計を見上げようとしましたが、夢の中では何も見えませんでした。
この時ふと目が覚めて、鼻水が出ているような感じがしました。ベッドの横にあるティッシュペーパーを取って拭き取りましたが、ますます多く出てきました。電気をつけて見てみると、なんと、それは鼻血でした。私はすぐ夫を起こしました。夫は私の状態を見て素早く冷やしたタオルを持ってきて私の首に巻きましたが、役に立ちませんでした。少し動くと鼻血はさらに多く流れました。夫は「これは邪悪による迫害だ、早く発正念して師父の助けを求めなさい」と言いました。私は「師父、弟子を助けてください」と2回唱えました。そして、夫に「師父はきっと助けて下さるので、発正念だけしてもらえますか?」と頼みました。私自身も2時まで発正念を続けました。少し経つと鼻血が止まりました。洗面所へ行ってさっときれいにしてから、また坐禅して発正念を続けました。
しばらくすると、また鼻血が出始めました。私は受け皿を抱えながら鼻血を受け止めました。出血は鼻からだけでなく、口からも出て口は血だらけになってしまいました。夫は私のあごについた血のかたまりを拭き取ろうとしましたが、私は彼を止めました。「私は怖くない、意識もはっきりしている」と伝えました。受け皿の中にある血は間もなくいっぱいになりました。3時8分にようやく出血が止まりました。夫は動功ではなく、靜功をやるように勧めてくれましたが、私はいつも通り、動功を始めました。いつもは第二式の功法はとても軽やかにできますが、その日は大変でした。頭上の動作の時は汗びっしょりになりながら、汗が頭から下へ流れました。私は心で師父の法「耐え難いものに耐えてみてください。乗り越えられそうもないと見えても、行ない難いと言われても、本当にできるかどうか試しにやってみてください」[1]を復唱しました。そして、師父の指示が終わるまで煉功を続けると繰り返し自分に言い聞かせました。五式の功法が終わり、6時の発正念を終え、さらに夫と一緒に『論語』を一通り暗唱しました。夫はもう少し寝るように言ってくれましたが、口を大きく開けて呼吸するしかできない私を見て、横になるだけでもいいと言ってくれました。
私は7時50分に起きて、鏡の中の顔を見ると、顔中が血の塊でした。きれいに洗った後、夫にお粥だけでも食べた方がいいと言われ、あまり食欲はなかったのですが、少し食べました。なぜなら私は、毎日やるべきことをやらなければならないからです。
8時半、いつも通りの時間に真相を伝えに出かけました。いつもより順調で、バスに乗ってしばらくすると、農村から来たおじいさんと学生さんを三退させました。昼に家に帰ってから、夫からあれだけの血が出て怖くなかったかと聞かれて、私は怖くなかったと答えました。私は師父を信じ、大法を信じていました。師父が求められているものだけを考えていました。明慧に掲載された文章の中に、突然下半身からの出血が止まらず、自分を師父に預けて迫害を止めさせたという同修の修煉体験を読んで、励まされました。
自分の経験を書き出して、同修とともに精進したいと願っています。師父についていけば、乗り越えられない難はないと信じています。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』