【明慧日本2021年7月13日】米国ペンシルベニア州グレンサイドで、1904年から始まった「グランド・グローリー・パトリオテック・パレード」は、米国で最も歴史がある7月4日の独立記念日のパレードで、毎年現地で最も人気があり期待されているイベントである。
小雨の中で始まったパレードは、日差しが照らす中で無事に終り、何千もの熱狂的なファンが道路の両側で見守った。法輪功学習者(以下、学習者)は当日唯一のアジア系の団体であったが、腰太鼓チームのきちんと整列した素晴らしいパフォーマンスに観衆から終始拍手と歓声が湧き上がった。
グレンサイドでパフォーマンスをする法輪大法の腰鼓チーム |
学習者の張雨薇さんにとって、腰太鼓チームのパレードに参加するのは独立記念日の慣例行事であり、中国共産党(以下、中共)から開放され自由を祝うという意味もあった。
張さんは「1999年から私達の家では夫婦共々中共に迫害され、何度も家財を没収されました」と言った。
2004年、空港で夫と娘に別れを告げた時、こっそり涙を拭った情景を思い出し、張さんは今ある自由をより大切にしようとしている。「ここで獲得した自由は比較になりません。公園で自由に煉功することができ、何も心配する必要がありません。中国では、警官がいつも駆けつけて来て、すべて監視されていました」と言った。
彼女は「地域に恩返しがしたい、法輪大法の素晴らしさを地域の人々に伝えたい」と思いを語った。
腰鼓チームのパレードに参加した譚暁栄さんは、ワシントンDCのデーターアナリスト。譚さんは「人々はとても熱心で、私達が通りすぎるたびに、彼らはとても喜んで拍手を送ってくれました。中国語で『法輪大法は素晴らしい』と言う人もおり、とても勇気づけられました」と言った。
米国にいても、中国国内で迫害を受けている学習者のことを忘れない譚さんは、中国の博士コースで学んでいた際、法輪功を修煉したため連行され、労働による再教育のため拘置所に送られた。今までの経験を振り返り、「中国にいた時は、いつ何時、命さえも失う状態にありました。仕事や財産も奪われ、身の安全がいつも危険にさらされていました」
「幸運にも迫害から逃れた者として、私達は国際社会で人々に真相を伝えたいと思っています。そうすれば人々が中共の法輪功に対する誹謗中傷のプロパガンダに耳を傾けることはないでしょう」と語った。