【明慧日本2021年7月16日】長春市の法輪功学習者・王芸霖さん(58歳)は、2年2カ月にわたって不当に拘禁され、その間、懲役3年半の不当判決を宣告されている。2012年6月25日、王さんの弁護士は王さんに会いに行ったが、拘置所は、弁護士が予約をしていない、弁護士からの「書簡」が不適合などの理由で、不当に拒否した。
同じ弁護士からの書簡は、全国各地の拘置所で通用するが、長春市第四拘置所では、なぜ、不適格だったのだろうか?
王さんは普通の女性で、とても親切で礼儀正しい人である。以前、2年間苦しめられていた脳の三叉神経痛は、痛みがあるとき頭を壁にぶつけたくなるほどだった。王さんは法輪功を修煉した後、この病気は消え、現在も再発しておらず、健康である。
王さんは真・善・忍に基づいて行動することを常に自問し、寛大、寛容、高潔になり、公職を個人的利益のために利用することはなかった。王さんは両親にとても孝行で、母親が癌で2年間寝たきりになり、母親が亡くなるまで基本的に1人で母親に仕え、家族から孝行娘だと言われていた。
2019年4月20日、王さんは、南湖公園で法輪功迫害の真実を語ったとして、南湖派出所の警官に連行され、15日間葦子溝行政拘置所に拘束されたあと、長春市第四拘置所に移行され、5月5日には長春市公安局朝陽支局に拘束され、5月17日にはいわゆる「邪教組織を利用して法律の実施を破壊した罪」(国務院が定めた邪教組織には法輪功は含まれていない)で朝陽分局に連行された。
2019年7月11日、長春公安局朝陽分局は、王さんの事件を長春朝陽区検察庁に送致し、わずか3日後の7月14日に起訴状を発行した。王さんを罪に陥れたのは、長春市朝陽区検察庁の検事・張潇である。
2019年10月30日、王さんの裁判は朝陽区裁判所によって開廷されたが、判決は出なかった。長春の朝陽地方裁判所の裁判官である曲棟が責任者である。
王さんは、2020年12月20日頃、2回目の裁判を受け、懲役3年半の不当判決を宣告されたと報じられている。裁判所は王さんの家族に通知していなかった、王さんは、長春市の中級裁判所に控訴した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)