　【明慧日本2021年7月21日】オーストリア・スティリア州の法輪功学習者（以下、学習者）は、7月10日、州都グラーツの州政府前の紳士通りで、22年にわたる中国共産党（以下、中共）による法輪功への残忍な迫害の実態を市民に伝え、迫害停止を呼びかけるイベントを開催した。

市民は法輪功迫害の実態を理解し、署名して支持する

　1999年7月20日、当時、中共の指導者だった江沢民は、学習者に対して「名誉を汚し、経済を潰し、肉体を消滅させる」という絶滅政策を実施して、史上かつてない全国範囲の血生臭い迫害を巻き起こした。法輪功を迫害するために、中共はナチスの秘密警察ゲシュタポに類似するとされる「610弁公室」を設立した。

　当日、法輪功迫害の実態を伝えるイベントでは、市民が次から次へと署名し、生体臓器狩り制止を支持した。署名後の請願書はオーストリア政府に提出する。また人々は、中共が利益を得るために罪のない人を殺戮して臓器移植に用いるのは、とても邪悪な犯罪だと感じた。

　ある女性はパネル資料で、国（中共）が生体臓器狩りを組織し、法輪功を迫害した資料の細部まで読んだ後、迷うことなく請願書に署名して支持すると言った。女性は「これは本当に恥知らずなことです。支持するために、私は直ぐに署名しなければなりません」と言った。

　この活動を通して学習者は、「多くの人たちが、中共の人道に反する犯罪についてますます理解するようになり、より多くの情報を知ることを望んでいる」と感じたという。多くの人々は真相を理解した後、関連している真相資料を求め、喜んで受け取った。