【明慧日本2021年7月27日】ロサンゼルスの一部の法輪功学習者(以下、学習者)は7月17日、穏やかで理性的に迫害停止を呼びかけて22周年を迎えるにあたって、モントレーパーク市のバーンズ公園で、煉功、集会、真相資料の展示、脱党カーパレードなどの活動を行い、中国共産党(以下、中共)による22年におよぶ法輪功への迫害を伝え、人々の正義と良心を呼び覚まし、中共から離れ、迫害を終わらせるよう、人々に迫害の実態を伝えた。
バーンズ公園で集団煉功を行う学習者たち |
法輪功の功法を学ぶ通行人 |
集会に参加するロサンゼルスの学習者たち |
元吉林省優秀教師・丁暁霞さん「5頭の馬によって体をバラバラに引き裂かれるような拷問」
元吉林省遼源市第一中学校の英語教師・丁暁霞さんは、1994年9月から法輪功を学んだ。それまでメニエール症候群、貧血、不眠症などの頑固な病気に悩まされていたが、法輪功に出会ってから、丁さんの身体は軽やかに無病になり、「法輪大法は私に第二の人生を下さいました」と丁さんは言った。
自分が受けた残酷な迫害を語る丁暁霞さん |
丁さんは、「真・善・忍」の理念に従って自分に要求し、真面目に仕事をし、保護者からの様々なプレゼントを一切受け取らず、かつて卒業生の親からの新居の無償提供を断ったこともある。また、吉林省では「優秀教師」の称号を与えられ、生徒や保護者から好評を得た。
1999年7.20以後、丁さんは法輪功のために北京で陳情したため、洗脳や強制労働を合わせて9年間拘禁された。その上、教師を強制的に解雇され、精神的にも、肉体的にも想像を絶するような苦痛を受けたという。
丁さんは数万ボルトの電気棒による電気ショックを加えられたことがある。 「2人の警官は、2本の電気棒を持って、私に電気ショックを与えました。特に首や脇の下などの敏感な部分に電気ショックを与えられたため、私の首は焦げてしまいました。あの苦痛を思い出せば今でもぞっとします」
「私は、2005年7月28日から8月28日までの1カ月間、刑務所で極めて残酷な拷問を経験しました。何度も『伸ばし刑』によって苦しめられ、11日目には縛り付けられた四肢の皮膚が裂けて流血して化膿しました。1日に3回も拷問を受けるのですが、毎回、1時間半以上にわたり、最後は4時間以上続きました。その苦痛は言葉で言い表せないほど強烈なもので、まるで5頭の馬が体をバラバラに引き裂いてるような感覚でした。今でも後遺症が残っています」と丁さんは語った。
丁さんが知る限りでは、中共の関係者は地元の自殺者の家族に賄賂を使い、遺体を学習者に偽装して、死者のそばにわざと法輪功の本を置いた。実際は、死者は自転車の修理をしていたが、当局の都市管理員に工具を没収された後に首を吊ったという。地元の住民たちも、その人が法輪功を煉るのを見たことがない。しかし、中共はその死者をいわゆる「1400例の事件」に編入した。
中国民主党副主席・鄭存柱氏 |
中国民主党副主席「学習者は一般人より道徳性が高い」
中国民主党の鄭存柱副主席は集会で、法輪功の22年にわたる迫害への反対運動を声援した。彼は「1999年に中共が法輪功への迫害を始めた後、小学2年の娘も学校で法輪功を批判する作文を書くように要求されました。自分の経験から、私が知っている学習者はみんな優秀で、普通の常人より道徳性が高く、中共が宣伝しているようなイメージではありません」と述べた。
台湾協会の僑民会長「学習者からの生体臓器狩りは許されない」
台湾協会ロサンゼルス支部会長・李賢群氏 |
台湾協会ロサンゼルス支部会長の李賢群氏は、「中共はもともと悪の政権であり、反人道的な集団です。だからこそ、法輪功の修煉を阻止し、人々に健康になって欲しくないのです」と述べた。
同氏は、「中共は設立されて100年になりましたが、いわゆる人民会堂の中に座っている人の多くは、人民の遺体を踏んで上ってきた人たちです。中共は遅かれ早かれ崩壊するはずです」とも言った。
政治評論家・郭樹人氏 中共による法輪功への迫害を非難
政治評論家・郭樹人氏 |
政治評論家・郭樹人氏は集会で、「このようなポジティブで正しい集会に、私は必ず参加します。中共による法輪功への迫害はアンダーラインを超えていました。 生きたまま臓器を摘出することは、人間が行うことでしょうか? 残忍の極まりです」と述べた。
ダナ・チャーチル医師「中共の利益に誘惑されないように」
ダナ・チャーチル医師 |
同日、「臓器の強制摘出に反対する医師会」のアメリカ西部代表者ダナ・チャーチル医師は、医療関係者に対して、中共の利益誘惑に負けず、学習者の虐殺に加担しないようにと呼びかけた。
脱党サービスセンターの責任者 中国人に中共からの脱退を呼びかける
ロサンゼルスの脱党サービスセンターの責任者・李海倫氏 |
ロサンゼルスの脱党サービスセンターの責任者・李海倫氏は、集会で「中国では、この邪悪な政党が政権を奪い、是非を転倒した大嘘と暴力的な弾圧方法で人々を支配し、8000万人以上の罪のない人々の命を奪いました」と語った。
同氏は、「中共はコロナウイルスの感染を隠蔽し、ウイルスを世界中に蔓延させたため、人々の命が危険な状況に置かれています。全世界が中共の邪悪さを認識することができ、目覚めた人はますます増え、中共を終わらせることを待ち望んでいます」
「これまでに3億8000万人以上の中国人が邪悪な中共から脱退しました。もっと多くの中国人が中共の組織(党・団・隊)から脱退し、自分の安全のために正しい選択をしていただきたいです」と呼びかけた。
南カリフォルニア大学の博士「法輪功への迫害は中国と世界に大きな損害をもたらした」
南カリフォルニア大学の叶科博士 |
南カリフォルニア大学の公共政策博士・叶科氏は、「法輪功への迫害は一日たりともあってはならないことですが、残念ながら22年間も続いています。この迫害は、学習者、中国の社会、中国人、そして世界に大きな損害を与えています」と語った。
「法輪功への迫害は、現在の世界で最大の人権侵害問題です。今年の世界法輪大法デーの前日である5月12日、米国のブリンケン国務長官は、法輪功を迫害した中共の官員に対する制裁措置を発表し、四川省成都市610弁公室の元主任・余輝とその直系親族の米国入国を禁止すると発表した。私たちは、米国政府がこのような正義の行為をもっと行うことを期待しています」
香港人団体「南加避風港:サザン・カナダ・ヘブン」は法輪功を声援
香港人団体「南加避風港」のメンバーたち |
「南加避風港」のメンバー・李さんは、香港「逃亡犯条例」改正反対の民主化運動を経験して、学習者が香港の市民と同じ側にいることを理解したという。 それは、中共が法輪功への迫害手段を、今、香港の人々に向けているからだ。「香港は私の家であり、誰もが自分の家を離れたくありませんが、移民する香港人が増えています。なぜなら、人々は専制的な支配下で生活するよりも、避難することを望んでいるからです。香港を回復するために、世界中の中国人が中共の正体を見て、専制統治を終わらせることを望んでいます」と話した。