【明慧日本2021年7月28日】6月26日は、国連(UN)が発表した「拷問の犠牲者を支援する国際デー」である。「覚醒する中国」および、他の団体と共同で、中国で起こっている法輪功への残忍な迫害に抗議する集会を、フランスのレユニオン島の首都セント・デニスで開催した。
レユニオン島は、パリより1万kmも遠く離れており、インド洋西部にあるフランスの海外県である。
中国で発生している法輪功学習者への残忍な迫害を伝える学習者 |
当地のメデイア、迫害停止の活動を報道
地元のクリカヌー新聞は報道の中で「レユニオンホテルの前で、『覚醒する中国』と、レユニオン・ウイグル団体は、『拷問の犠牲者を支援する国際デー』に共同で抗議活動を行ない、拘禁された人々を支援した。会場に展示されたパネル資料(中共が法輪功を弾圧した)を見ると、恐ろしい出来事が起こっていました」と言った。
メデイア報道で示唆:犯罪政府と提携するのは本当に良いことなのか
「覚醒する中国」の責任者フレデリック・ジャラコーネ氏は「中国の臓器移植は生きている良心の囚人に対して、同意なしに強制的に行なわれています。中国の天津市は、臓器移植ツーリズムの為の重要な都市と知られており、10カ所の病院が毎年何千件以上の移植手術を行い、移植のサイクルは15日程となっています」と話した。
クリカヌー新聞は、この点について質問をした、つまり「犯罪政府と堅密な関係を持つことは本当に有益なことなのか?」と言う事であった。
レユニオン島の市民から正義なる支援
レユニオン島の市民は法輪功への迫害の実態を知った後、今の社会で「生体臓器狩り」を含め、中国でこんな残忍なことが起こっているのは想像を絶することだと言った。現地の市民、特に若者などは、中国で現在起こっている法輪功学習者(以下、学習者)の信仰への迫害、法輪功への酷い弾圧など全く知らなかった。
集会当日、多くの人々は学習者の活動拠点に来て迫害制止のための署名をして資料を求めた。通行人は立ち止まり、中共による法輪功迫害の実態のパネル資料を見ていた。
当日、集会の主催者は、たまたまディオニュソスの街で選挙活動に参加していた地域会長のディディエ・ロベール氏を集会に参加するよう誘った。ロベール氏は集会者の人々に「1人の市民として、私はあなた達を支援します。今後とも皆さんと一緒に解決方法を探していきたいと思います」と言った。
抗議活動が終わった後、ラ・ポゼッションの市長ヴァネッサ・ミランビル氏から支援の手紙が送られてきた。「人命の尊厳を尊重するのは私たちにとって大切な基本的な価値観となっています。私たちは皆さん達と一緒に人権を尊重し、いかなる拷問行為を止めることを要求します。ウイグル人、法輪功学習者、キリスト教徒、チベット人など、迫害されている人々への支援をしたいと思います」と述べた。