【明慧日本2021年8月5日】一部のシンガポールの法輪功学習者は7月7日と9日、同地区の法輪功学会が催したキャンドルライト追悼会に参加し、中国共産党(以下、中共)の法輪功に対する残虐な迫害によって貴重な生命を失った同修達のために黙祷した。イベントの後で、多くの学習者が発言した。
キャンドルライト追悼会に参加したシンガポールの法輪功学習者たち |
以前、法輪功の李洪志先生が当地区に来られて説法されたのを聞いたことがあるシンガポール人の李さんは当時を思い出し、「1999年7月20日、江沢民グループが嫉妬心から、自分だけの私利のために法輪功に対する狂気じみた弾圧を始めました。7.20発生から2ヶ月後、私は中国に行き、あちらの同修の修煉環境を理解したいという思いと、ついでに同修の結婚式に参加したかったのですが、結婚式の当日、私達は邪悪の輩の尾行と追跡に遭いました。地元で生まれ育ったシンガポール人にとって、私達は今までずっとゆったりとした心地の良い環境下で生活しており、中共の邪悪な弾圧を理解することができません。公共の場で自由に修煉することができる海外では、想像し難いものです。あの歴史的事実は私の脳裏に深く残っています」と話した。
中共の法輪功に対する迫害がすでに22年続いていることに言及し、李さんは「私は迫害の当初、どうして良いか分からず途方に暮れていたが、シンガポールの大法弟子達と一緒に迫害停止を呼びかけ、法を正す修煉の道を歩み、真相を伝えるプロジェクトの中で、さまざまな浮き沈みを経験しました。うれしく感じたのは、ますます多くの人々が目覚め、法輪功に対する偏見を取り除くことができ、今もなお、中国本土から来た多くの人々が法輪功を学び始めた」ということだ。
同様に20年あまり修煉している孫さんは 「今日このような特殊な日に、私達は迫害され亡くなった同修を追悼し、早く真相を理解し、中共の邪悪な本質をはっきり見分けるように世間の人に気づかせるべきです。すべての先入観となる観念を放棄して、法輪功の主要な著作の『轉法輪』、大紀元の出版した『九評共産党』と『共産主義の最終目的』を読んで、法輪功とは何か、共産党は何か、共産党がどうして法輪功を迫害するかを知らなければいけません…。是非をはっきり理解し、心から善良を持って伝えることは、すべての生命が救われる望みです」と話した。
女性学習者の張さんは「今、心の中が重苦しくなっています。どれぐらいの同修が真実のことを言ったために迫害を受けたのでしょうか、自分の命を捧げ、この邪悪は今なお続いています。だから同修として、私達は更に自分がやるべきことをしっかりと行うべきで、引き続き世間の人に真相をはっきりと伝えて、命を失った同修への慰めとしたいです」と表した。
学習者の林さんは「私は、この迫害は一日も早く停止しなければならないと思っています。現在中国でこんなに残忍悲道な事が発生していることを人々に伝え、各国が主体的にこの事を阻止するべきです。これは人間の基本的人権に関することなので、実は誰にも責任があるのです」と言った。