　【明慧日本2021年8月20日】長年、海外の法輪功学習者（以下、学習者）は中国の人々に電話をかけ、法輪大法の素晴らしさと、中国共産党（以下、中共）がいかに学習者やその他の罪のない市民を迫害してきたかを伝え、理解してもらっています。中共のインターネット封鎖により、中国本土の人々が真実を知ることは非常に困難であるため、この活動は極めて重要です。2021年に入ってから、修煉者たちは、中国のより多くの人々に法輪功迫害の事実を伝えるための努力を強化しています。

　電話を受けた多くの人は、自分が知らなかった情報を教えてくれた修煉者に感謝をしています。中には、中共の組織から喜んで脱退する人もいました。すでにこれらの組織を脱退したという人もいました。

　今回は、そんな三つの話を紹介します

　一、河南省の幹部：周囲の多くの人が中共から脱退

　河南省焦作市のある幹部は、周囲の多くの幹部が法輪功への迫害は法的根拠がないことを徐々に理解してきたと語っていました。「私よりはっきりしている人もいる」と付け加えました。また、「彼らは官僚として中共に既得権を持っています。しかし、私の知る限りでは、目が覚めて党を辞めた人もいます、私の影響力により、中共との関係を絶つことができた人もいます。今の人々は党よりも自分や家族のことを重視しています。この政権は国民を大切にしない政権です」と言いました。

　修煉者は「あなたはとても法輪功迫害についてよく知っている人で、しかも、多くの人を助けてくれて、功徳無量です」と話しました。

　そして、「自分自身も、それぞれが自分の身を守るように。国のため、自由のため、法の支配のため、正義のため、そして将来の世代のために、法の支配の下で公正で、正義ある民主的な自由を享受するために、皆さん一人一人が努力を惜しんではいけません」と言いました。

　また、「人々は自分が働くことで自由にのびのびと暮らせる社会が良い社会です。法輪功修煉者の日頃の努力に感謝し、共に目標を達成しましょう」と言いました。

　二、上海の関係者、一人一人を覚醒させる

　上海のBさん（年配の役人）は、修煉者からの電話を喜んでいました。Bさんは「私は10年以上前にすでに共産党の組織から脱退しています。また、インターネットの封鎖を回避して、海外のニュースにアクセスしたこともあります。また、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』（心からの九文字）を唱えることも知っています」

　「時々、『エポック・タイムズ』の情報をソーシャルメディアで共有していますが、あまり頻繁にはできません。そうしないと、当局が私のアカウントをブロックしたり、共産党の人員との面談に召喚される可能性があるからです。中共が早く終わることを願っています」

　「14億人の中国人の中で、中共の洗脳から脱却できた人はあまりいません、時には家族とこのような話題で議論する人もいます。しかし、他の人が何と言おうと、私はこれが重要であることを知っているので、ソーシャルメディアに情報を投稿し、人々を一人ずつ目覚めさせています。自分の良心に従う人は神の祝福を受けることを知っています」と語っていました。

　修煉者は「夜明け前の暗闇は、やがて多くの善良な人々が正気に戻ってくれるから、すぐに過ぎ去るでしょう。中共の時代は長くはありません。一緒に頑張りましょう」と、Bさんを賞賛しました。

　Bさんは、「善良な人間になることは容易ではありません、多くの役人が非常に腐敗しています。さらに悪いことに、彼らは洗脳されており、耳を傾けようとしません。私の息子でさえ、まだ中共から脱退していないのです。息子は共産党が好きではないでのすが、トラブルに巻き込まれるのも嫌だと言っていました」と嘆いていました。

　修煉者は「中共を心から辞めても仕事に影響はないのです、それに、神は人を心で評価するので、偽名で辞めてもいいのです。この役人は修煉者に感謝し、息子に中共を辞めることを再度話すときは、そのアドバイスに従います」と言いました。

　三、北京の役人。中共はナチスと変わらない

　北京のCさん（役人）は、「私は中共の党員ではないです、そもそも党が好きではないので、党に入ることはできないです。若い頃に共産党の青年団や少年先鋒隊に参加したことがありますが、10年ほど前に両方とも脱退しました」と言いました。

　Cさんは、中共の宗教迫害にも同意していないという。例えば、法輪功の名誉を傷つけた自作自演の事件を軽蔑していました。初めてニュースで聞いたときから、この話には抜け穴があると思っていました。あれは仕組まれたものであり、単なる誹謗中傷のプロパガンダであるという証拠がたくさんあります」と説明しています。

　彼は、学習者のような宗教的迫害の犠牲者に同情しています。「中共はすべてをコントロールする機械のようなものですから、人々は無力だと感じることがあります。非常に冷酷で、ナチスと変わりません」と続けて言いました。

　Cさんは、大法が素晴らしいものであるのは、より良い市民になるための方法を教えているからです。一部の人々は、中共のプロパガンダマシンから出てくるほとんどのものが嘘であることを知らないために誤解しています。多くの人が目を覚ますことで、状況が改善されることを期待しています」と言いました。

　Cさんは、「親戚の1人も大法を修煉していたために中共に狙われました。親戚は数年間刑務所に入れられ、政府職員としての職を失っていました。しかし、その親戚は信仰を捨てませんでした、親戚や他の学習者を尊敬しています」と話しました。