【明慧日本2021年8月23日】(広東省=明慧記者)広東省恵州市恵東県の法輪功学習者・何如鏡さん(64)は、2018年3月、恵東県裁判所に懲役5年の実刑判決を宣告され、広東省の北江刑務所に拘禁された。警官の劉伝凱に長期間にわたり厳しい拷問を加えられたため、武術をやっていた何さんだったが、現在、立ち上がることもできず、歩くことも困難になっている。
北江刑務所では、何さんを迫害するために使われた手段は非常に悪質で、表面上からは分かりづらいものであり、以下は、その一部の事例である。
(一)、長時間の高音量の騒音による迫害
警官の劉伝凱は、受刑者に何さんの頭にヘッドフォンを装着させ、あらゆる種類の高音量の騒音を長時間流すように指示し、何さんに極度の精神的苦痛を与え、頭が割れるような頭痛を起こさせた。
(二)、 連続的な拷問
2020年7月、受刑者らは約20日間継続して、何さんに対して拷問を実施していた。1人の受刑者は何さんに向かって足を押し付け、別の受刑者は後ろから膝で何さんの腰を押し付け、もう1人の受刑者は何さんの腕を後ろに限界まで思いっきり引っ張り、まさに「伸ばし刑」に似たような拷問であった。この種の拷問はすべて手動で、道具も必要なく、その辛さは死ぬよりひどいものだが、表面には何の痕跡も残さないという。
2020年末には、警官の劉伝凱は受刑者に指図して、1カ月間何さんの両腕を背中に回し手錠をかけて、腰をねじったままにさせたことによって、現在、何さんは自力での生活ができなくなった。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)