文/山東の大法弟子 賀蓮
【明慧日本2021年8月24日】最近、私は遠方で仕事をしています。2021年3月14日に地元に戻ったとき、近所の珍さん(仮名)を見かけました。彼女とは数年ぶりの再会でしたが、とても元気そうでした。2009年、彼女は医師から「余命2カ月」と宣告されていたとは誰が信じるでしょうか。
珍さんの娘と私の息子が同級生だったこともあり、地元に住んでいた頃は親しくしていました。しかし2009年、彼女はやせ細り、顔色が悪くなっていたので「何があったのか?」と聞いてみました。彼女は口を開く前に泣き出してしまいました。
彼女は、自分が病気だったことを話しました。地元の病院をいくつか回ってみたのですが、一向に良くならないので、北京の病院で検査を受けました。その結果、心臓病、乳腺炎、五十肩、頚椎症などの病気と診断されましたが、診察料に1万7000元(約29万円)以上を費やした彼女は、病気を治すお金がなかったのです。そう話しながら彼女は泣き出しました。
私は彼女を気の毒に思い、涙が溢れました。そして私は、彼女に法輪功を学んで修煉し、健康を保つように話しましたが、彼女は、中国共産党(以下、中共)による法輪功への誹謗中傷を信じていたので拒否しました。
その後、私は3週間ほど彼女と会っていなかったので、彼女に会って、いまどうしているかと尋ねました。彼女は悲しそうに泣きながら「具合が悪いから、2万元(約34万円)借りて、また北京に行ってきました。医師は私に「50万元(約846万円)かかる心臓移植をするように」と言いました。「そうしないと、どんなにもっても、2カ月しか生きられないと言われたのです」と話しました。彼女にはお金もなく、絶望的な気持ちになっていました。彼女はまだ33歳で、娘はまだ9歳だったので、死ぬ訳にはいきません。
私は彼女に、法輪功の修煉をするように話しましたが、それでも彼女はまだ拒否していました。私は「中共の青年組織から脱退するように」と言いましたが、彼女は真実を受け入れようとはしませんでした。しかし、私が何度も真相を明らかにした後、彼女はようやく中共の青年組織から脱退することに同意しました。
彼女が中共の青年組織から脱退してから、1カ月後に彼女に会いました。再会したとき、彼女はバイクに乗っているのを見て私は驚きました。彼女の顔はバラ色でさわやかだったです。珍さんは「あの日、あなたに会ってから、次の日は体調が良くて、薬も飲まなかったのです。先月から仕事に復帰しました」と言いました。私は大法の力を目の当たりにして感動し、涙が出てきました。私は「中共の青年組織から脱退しただけで、あなたの心臓病が消えました。大法は本当に奇跡的なものです。本当によかったですね」と言いました。しかし、驚いたことに、彼女はこんなことを言いました。「それは偶然です。私が良くなったのは、親戚が補血剤のシロップを3箱くれたからです。そのシロップが私の病気を治してくれたのです」
私は言葉を失いました。彼女はいくつかの病院を試し、たくさんの薬を飲んでいましたが、効果はなかったのです。北京の病院の専門家は、彼女に余命2カ月と言いました。奇跡が起きても、彼女は大法の尊さを信じていなかったのです。
1週間過ぎてから、私はまた珍さんと会ったのですが、彼女は「あの日、あなたに会った後、心臓病が再発して、町の病院で7日間も点滴をしなければなりませんでした。明日も点滴をしなければならないのです」と言いました。
私は「それはあなたに良心がないからですよ。中共の青年団を脱退して良くなったのに、シロップで治ったと言っていたではありませんか。もしシロップで治るのなら、なぜ何万元もかけて検査をしたのですか。そして、なぜ北京の病院は、あなたに心臓移植をするように言ったのですか?」と話しました。彼女は恥ずかしくなったのか、正気に戻ってこう言いました。「私が間違っていました。私の発言は不謹慎でした。もう二度と言いません」
翌日、彼女は元気になって病院に行く必要もなくなっていました。彼女は仕事に復帰しました。
私は、再び大法の力を目の当たりにしました。それ以来、珍さんに会うたびに、彼女の驚くべき回復力を思い出すのです。師父の慈悲の心にいつも涙が出ます。彼女に第二の人生を与えてくださったのは大法だったのです。