【明慧日本2021年9月7日】瀋陽市の法輪功学習者・董梅さん(51歳)は、でっち上げの罪名で懲役2年の実刑判決を下され、2021年7月1日、遼寧女子刑務所に連行され、不当に拘禁されて迫害を受け、現在「矯正大隊」に拘禁されて洗脳迫害を受け、家族との面会も許されていない。
董梅さんと母親・張筠さんは、2019年12月4日に連行されて、起訴された。董梅さんは沈河区裁判所に懲役2年の実刑判決を下され、母親・張筠さんは、於洪区裁判所で懲役3年の実刑判決を下された。
董梅さんは会社の会計士で、人となりは善良で親切で、人を助けることが好きで、1996年に法輪功を学んだ後、長年患っていた皮膚病が治り、人となりはさらに善良になった。董梅さんは業務レベルが高く、仕事を探す際にはまず自分には信念があり、不正な会計をせず、今の中国社会で流れに逆らい「真・善・忍」の原則で行うことを店主に伝えた。ある店主は「董さん、私がいつか仕事をしなくなった時、その時あなたははじめてこの会社を辞めることができます」と言ったことがあった。
1999年7.20に、中国共産党(以下、中共)が法輪功への狂気じみた迫害を開始した後、董梅さんは洗脳班と労動教養所に不当に拘禁され、スタンガンで頭部などを電撃されるなどの残虐な拷問で苦しめられたことがあった。2001年7月7日、董梅さんは真相資料を配布していた時、瀋陽市和平区公安支局の南湖派出所の警官に連行され、2年の労働教養を科され、瀋陽市の龍山労働教養所で悪人にめった打ちされて、顔が変形してしまった。董梅さんは信仰を諦めず、夜になると、用心棒達が董梅さんを地べたに押し付け、髪の毛をしっかり掴んでセメントに押さえつけた。用心棒達の中には髪の毛をぐっと引っ張ったり、腕をぐっと引っ張る者もおり、足首の骨を摩擦するように地べたを引きずり、董梅さんの足は擦り切れ、足首の骨がむき出しになった。
2019年12月4日、董梅さんと母親・張筠さんが連行され、瀋陽市留置場に拘禁された。聞くところによると、董梅さんと張筠さんを連行するために、警官が董梅さんと張筠さんの家の近くで長い間監視していたという。董梅さんは連行されて瀋陽市第一留置場に拘禁れ、その後、沈河区検察庁によって沈河区裁判所で起訴され、2020年10月28日に瀋陽市沈河区裁判所が不当に裁判を行い、でっち上げの罪名で懲役2年の実刑判決を下された。
張筠さん(77歳)は片目がすでに失明し、もう片方の目の視力もとても低下しており、2019年12月20日に家に帰った。2020年8月20日駅で電車を待っていた時、張筠さんは新東派出所の警官に派出所まで連行されて家財を没収され、居住監視を受けた。12月23日午前7時、張筠さんは警官に連行され、PCR検査をすると言われ、検査後にまた派出所に連れ戻され、家に帰らせてもらえず、明日裁判所で裁判を行うと言われたという。張筠さんは「それはダメです、私の身内はまだ私がどこへ行ったのかを知りませんから」と言って、家に帰らせるよう求めた。警官が上司に指示を仰いだ後、暗くなってからやっと張筠さんを家に帰らせた。12月24日午前9時、張筠さんは於洪区裁判所へ出廷し後、行方不明になっている。