文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年9月7日】私は、22年間法輪大法を修煉して来た医者です。修煉過程において、大法の不思議な力と素晴らしさを目の当たりにして来ました。ここで、同修が病業を乗り越えることを助ける過程で現れた奇跡についてみなさんと交流したいと思います。
私の地区のある同修Aさんは、法を得る前に重度の拡張型心筋症を患っていて、心不全が起き、最終的には全身が腫れ上がり、組んだ腕を下げることができず、その後病院でも手に負えず、家に帰ってゆっくり調整しなさいと言われました。彼女の家族は法輪功を煉ると病気が治ると聞いて、彼女に法輪功を学ばせました。最初は彼女の夫が彼女を学法グループに送り迎えをしていましたが、彼女は自分で行けるようになり、すぐに心臓病が治り、野菜販売の商売もできるようになりました。
1999年に、中国共産党(中共)による法輪功に対する迫害が始まり、彼女は全体的な修煉環境を失ってしまい、少しずつ気を緩め、再び「心臓病」の症状が現れ、後に重症化してしまい、家族によって病院に送られました。病院で数日間点滴をしてもらってから帰宅しました。病業の虚像は時には軽く、時には重く、なかなか離れて行きませんでした。
2008年のある日、私は家で真相資料を作成していたのですが、突然彼女の近くに住んでいる同修から電話がかかってきて、Aさんが病院に入院しているので、行ってみるようにと言われました。私は今仕事中なので、明日行くと答えると、同修は「今行ってください」と言いました。それを聞いた私は緊急事態であることを認識し、もう一人の同修を呼んで一緒に行きました。
病院に着くと、廊下で同修Aさんのご主人に会いました。彼はAさんが10日間も食事をしていない、病院から「死後の準備をするように」と言われ、すでに寿衣(じゃい)も購入した、Aさんは今集中治療室で緊急措置を受けていると言いました。Aさんの夫は看護師長を探し、私たちをAさんに会わせるように頼みました。看護師長はAさんの病状では気分が少しでも動いて耐えられなくなることを恐れて、会えないと言いました。Aさんの夫は、こちらは彼女が会いたがっている人であると伝えました。最終的に看護師長は私たち2人を1人ずつ連れて入らせ、1人5分までだと言いました。
私が入った時、Aさんは全身管だらけでした。手足には輸液用、また酸素チューブや心臓の監視装置用のチューブが付けられていました。Aさんはとても弱々しく「私はしっかり修めておらず、また関門を突破できませんでした」と、とても弱々しい声で言いました。
私はAさんに次のように伝えました。「認識できたらいいですよ、ここに横になっていても、内に向けて探し、心性を修めることができます。師父は『どんなことに遭っても、それを認識し、直ちに改め、転んだらすぐ立ち直り、引き続き大法弟子として行なうべきことを行なえば良いのです』 [1]、『まさにその箇所に一つの霊体が居座っており、かなり深い空間に一つの霊体がいるのです』 [2]と語られました。考えてみてください。あなたが辛く感じた時、その霊体が作用を働いているのではないですか? それがあなたを苦しませているのです。あなたもそれを楽にさせてはいけません。あなたはここに横になっていても、発正念をしてそれを取り除いたり、法を暗唱したり、思いついた法を暗唱すればいいのです。辛くて耐えられない時は師父にご加持を求めてください」
私はこうやって彼女を励まし、彼女の正念を強めました。Aさんはすでに声が出ないほど弱っていました。その時彼女は、私の言葉を理解したことを示すためにウインクをしてくれました。
翌日、私は再び病院に行きました。昨日彼女の死後のことを処理しようと待っていた家族3、4人はいなくなっていました。病室に入ってみると付き添う人が1人残っているだけでした。驚いたことに、Aさんの身体につけていた管がすべてなくなっていて、彼女はベッドに座ってトマトを食べていました。A同修が発正念し、法を暗唱し、師父に助けを求めたからだと思います。さもなければこれはまったくあり得ないことです。一夜のうちに身体中にたくさんの管がつけていて、死を待っていた人が、起死回生し、今ものを食べているのです。
Aさんは私に会うととても喜んでくれました。私たちはしばらく交流しました。Aさんは目に涙を浮かべながら「師父に大変感謝します。師父はまた私の命を救って下さいました。家に帰ってからしっかり修煉します」と述べました。彼女の家族も私に会うと「法輪功はあまりにも不思議です、信じられないです!」と興奮して言ってくれました。私もとても不思議に感じました。本当に師父の説かれたように「弟子正念足りれば 師は回天の力有り」 [3]でした。
同修Aさんが退院して間もなく、彼女の姪っ子(Aさんをおばさんと呼ぶ)が赤ちゃんを産んで、満月のお祝いをすることになりました。他の人は時間がなく行けなかったので、Aさんは夫と一緒に行くことにしました。100キロ離れた遠いところだったため、Aさんの夫は「大病を患って退院したばかりなのに、大丈夫なの?」と聞きました。Aさんは「大丈夫です」と答え、そして、Aさんの夫の弟が運転し、Aさん夫婦をつれて100キロ離れた姪っ子の家に行きました。一日滞在し、翌日の帰り道で、Aさんの夫の弟は「お姉さん、あなたたちの法輪功は本当にすごいですね、お姉さんは今本当に健康になりましたね。これほど遠いところへ行くには、健康な人でも大変だと思いますが、姉さんは死の背戸際から帰ってきたばかりですよね、私は本当に敬服します」と言いました。
以前、Aさんは義理の両親一家に三退(党、青年団、少年先鋒隊からの脱退)を勧めましたが、何人かは脱退しませんでした。今回大法の素晴らしと超常さを目の当たりにした彼らはみな大法の真相を知り、邪党の関連組織から脱退し、美しい未来を選びました。
以上は私自らの体験です。世の人を救い済度する大法の威徳を目の当たりにしました。より多くの人が大法の真相を知り、より多くの人が三退して平安を守り「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの9文字の真言を念じ、生涯にわたって大法の恩恵を受けることを願っています。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『各地での説法二』「二〇〇三年カナダバンクーバー法会での説法」
[2] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
[3] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「師徒の恩」