文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年9月17日】現在、中国で行われている「ゼロ行動」について、明慧ネットで様々な交流文章を読みました。ここで私個人の認識を皆さんと交流したいと思います。
去年から「ゼロ行動」により、多くの大法弟子がいやがらせを受け、今年全国に拡大されました。「ゼロ行動」は中国共産党(以下、中共)の中央政府から田舎の村政府機関、大法弟子とその家族まで、多くの人に影響しています。邪党は子孫まで道連れにすることで多くの常人と大法弟子を脅し、大法弟子に法輪功の修煉をあきらめるよう強要しています。世間の人々を大法弟子から遠ざけ、人類の道徳と信念を潰すことが中共の真の目的です。
旧勢力は邪党政権を利用して、大法弟子に本当に名誉、利益、情を放下できるかどうかを試して、できない人を淘汰しているのです。師父は多くの説法の中で旧勢力とその按排について説かれました。私たち大法弟子はしっかりと法を勉強してこそ、旧勢力による按排をはっきりと認識することができ、そして邪悪による「ゼロ行動」を解体させることができるのです。
2021年3月31日の午後、私は携帯電話を持たずに、畑仕事に行きました。当地の警察は、私に警察署に来て、個人情報を登録するよう息子に電話を掛けました。今回だけ行けば、あとはもう行かなくて良いとも言いました。警察の話を聞いて、息子は、「何年か前もそう言っていた。なのになんでまた母親を呼び出すのですか?」と聞いたところ、その警察官は「前回とは内容が違う」と答えました。電話を切った息子は私と連絡がつかないので、私が警察署に行ったと勘違いして夫に連絡しました。警察署まで行った夫は私を見つけられず、また、息子に電話を掛けた警察官も見つからなかったので、家に帰りました。
畑から帰った私は息子からの電話を受けて、ようやく事情を知りました。すぐに師父の説法を思い出し、発正念を始めました。これらはすべて旧勢力の按排であり、衆生を滅ぼそうとしています。私は大法弟子なので、旧勢力が按排した試練を受けてはならないのです。師父の按排に従い、邪党による「ゼロ行動」を解体させなければなりません。こうして30分ほど発正念をした後、全身がエネルギーが満ちたような感じがしました。それ以来、警察からの呼び出しはなくなりました。
「ゼロ行動」を借りて警察に真相を伝えられると思って、それを受け入れてはいけないことに気づきました。「ゼロ行動」は個人案件ではなく、大法弟子全体に向けられた迫害なのです。
明慧ネットは去年から邪悪による「ゼロ行動」のことを報道しました。当時、南のある市ですでに起きていましたが、誰も重視せず、迫害に関する資料を明慧ネットに送って、海外の大法弟子に任せっぱなしにするか、あるいは、様々な法律資料を用意して、いやがらせをしに来た警察に真相を伝えようとしました。
私は警察に真相を伝えることに反対しているのではありません。しかし、これでは「ゼロ行動」を認めたことになるのではないでしょうか。私たち大法弟子は師父の説法を勉強して向上しています。いやがらせをしに来た警察に真相を伝えるだけでは、迫害の中で迫害を賛成していることになるのではないでしょうか。
師父は「皆さん知っているのでしょうか? 大法弟子よ、皆さんの正念は作用があるのです。一人ひとりが働いた作用が合わさると、巨大無比なものになります。それほど大きな作用が現れなかったのはあなたの信念が足らず、正念が足りないからです。これほど多くの大法弟子は同じ時間に全世界で正念を発し、一億以上の大法弟子が全世界で同じ時間に正念を発していますが、邪悪と旧勢力にとって恐ろしいことではありませんか? 神にとっても非常に壮観な光景です。なんと強い力でしょう! 一人の大法弟子は正念が非常に強ければ、山を切り分けることができ、一念でやり遂げてしまいます」[1]と説かれました。
中国にいるすべての大法弟子が一丸となって、衆生を迫害する「ゼロ行動」を完全に解体させるべきだと私は思います。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『各地での説法十一』「大法弟子とは何か」
【編集者注:この文章は筆者の現時点での個人的な認識を代表しているものであり、同修の皆さんと切磋琢磨し、「比して学び比して修す」のためのものです。