文／清蓮

　【明慧日本2021年9月21日】世の人々は理解している一面において、救われることを望んでいますが、今は、悪魔が世間に蔓延した法末期の時代です。いたるところで嘘が溢れ、本当のことと嘘を区別するのが難しくなっています。人々が救われるのを阻む悪い要素がたくさんあります。ですから、大法修煉者の使命は、この複雑な環境の中で、師父が衆生を救うのを助けることです。

　私の弟の妻は病院で働いています。パンデミックの時、中国共産党は多くの嘘を流し、彼女はその嘘に大きく洗脳されていました。私がパンデミックの真実を伝えたとき、彼女はショックを受け、信じられない様子でした。私の言葉に反論はしませんでしたが、彼女の表情からは、私の話が気に入らないようでした。私はどうしたらいいのかを考えました。

　師父はこう説かれました。

　「背後の要素を解決すれば、表面がどうなるかを見てみてください。人間に背後の要素がなければ、あなたの言うとおりになります。あなたは修煉者で、能力を持っており、神の道を歩んでいる生命であるのに対し、相手は常人で、力がないのです。ですから、いつも表面の人間ばかりを見ないで、背後の要素を解決してはじめて、根本から問題を解決することができ、情勢を変化させ、人間を変化させることができます」［1］

　そこで私は、弟の妻が理解出来る面に向けて真実を明らかにし、彼女が対応する宇宙の一部の衆生に届けたいと考えました。また、彼女を背後からコントロールしている生命にも届けたいと思いました。私は彼らに、古い宇宙の特徴は成、住、壊、滅であることを伝えました。

　続けて、非常に長い歴史を経てきたこの宇宙は、すでに終焉の時代を迎えていることを伝えました。宇宙は滅亡に向かっており、宇宙の中のすべての存在が救いを求めています。

　しかし、宇宙の生命はどうやって自分を救うことができるのだろうか？　全宇宙の存在は、普遍的な大法によって創られているので、法輪大法だけがこれらの存在を救うことができます。大法、李洪志師父、大法弟子との関係を正し、法を正すことに影響を与えることをしなければ、師父はすべての存在を救い、新しい宇宙に入ることができます。

　新しい宇宙は非常に美しく、宝石のように輝いています。一方、中国共産党（以下、中共）とは、旧勢力が法を正すのを邪魔をし混乱させ、宇宙のすべての生命を滅ぼすために作った道具なのです。全宇宙の神々も彼らに異議を唱えています。中共は滅ぼされる運命なのです。彼らが作った怖い嘘におびえず、近づかず、味方にならないことが、生命にとって本当に安全になるのです。

　数日後、弟の妻と私は母の誕生日を祝いました。食事の後、彼女は仕事上のトラブルの話をしました。私は彼女に「よく解決できましたね」と褒めてあげました。

　その後、修煉者でもある母から、師父の新しい経文『理性』を弟の妻に読んであげ、パンデミックについて正しい理解をしてもらうようにと念を押されました。

　私は彼女がそれを受け入れてくれるのか自信がありませんでした。最初に読み始めたとき「中共邪党」の「邪党」という言葉は、弟の妻が聞いて嫌がるのではないか、否定的な反応を招くのではないかと思い、わざと省きました。しかし、第2段落に至っては、「中共邪党」の記述がいくつかありましたが、気にせず、そのまま全部読んでしまいました。驚いたことに、彼女は悪口を言わないばかりか「7月1日に私が村の緊急外来に行ったとき、5件も患者がいて、記録を更新したのも不思議ではない。普段は1日に1、2件しかないはずなのに。中共のせいでそうなった、だから、平和などではありません！」

　私は「7月1日以前に、中国各地で奇妙な現象が発生しました。北京のある地域では長時間、雷が鳴り、山東省のある地域では狂ったように風が吹き、大雪や雹が降ったのです。これらは天が人々に中国共産党の悪行を罰することを伝えるための警告のサインなのではないでしょうか？」と言いました。弟の妻もそれに同意してくれました。その後、私たちは中共が歴史上行ってきた悪行についても話しました。彼女は、中共がその歴史の中で行ってきた悪事を本当に理解していたのだと思います。

　後日、この出来事について考えてみると、彼女の変化は、私が彼女の理解できる面や他の領域の存在に対して行った真実の解明と関係があるのではないかと思いました。彼女を背後から支配していた要素を解決したことで、この人間の表面的なことが非常に簡単になったのです。

　注：
　[1] 李洪志師父の著作：『各地での説法十一』「二十年説法」