【明慧日本2021年10月21日】(ドイツ=明慧記者・德祥)ドイツの一部の法輪功学習者(以下、学習者)は、10月9日、東部の都市ライプツィヒで集会とパレードを行い、法輪大法の素晴らしさを紹介するとともに、中国共産党(以下、中共)による22年間にわたる学習者への迫害と臓器狩りの犯罪を伝えた。 真実を知った人々は、迫害に反対する署名を行い、真・善・忍の理念を受け入れ、法輪功を学びたいと言った。
10月9日はライプツィヒにとって重要な「平和抗争記念日」であり、「光の祭典」とも言われる。32年前、ライプツィヒでは7万人の人々が平和的なデモを行った結果、ベルリンの壁が崩壊し、ドイツが統一された。
10月9日の正午、オーガスタス広場で開催された集会 |
10月9日、ライプツィヒの中心部でのパレードは人々を魅了した |
学習者はライプツィヒの中心部の2カ所に情報インフォメーションを設け、迫害の真実を知った人々は相次いで迫害反対の署名をした。
ドイツの年配女性「私は法輪功を学ぶことができますか?」 |
学習者を声援し署名する市民 |
国際人権協会責任者「法輪功の真・善・忍と中共の悪は対照的だ」
ドイツ国際人権協会(IGFM)の中国担当責任者であるヒューバート・ケルパー氏は、協会を代表して声援のメッセージを法輪功に贈り、集会で学習者が代読した。
ケルパー氏はメッセージの中で、「中共は、人々に対して、特に信仰を守る学習者を極めて残酷に迫害し続けています。 中国において、生命の権利、報道の自由、信仰の自由、集会の自由、言論の自由などの人権が踏みにじられています」と述べた。
人権組織に、中共はなぜ法輪功のような平和的な運動を迫害するのか? という質問がたくさん寄せられ、 ケルパー氏は次のように答えている。「1998年、中国政府は学習者の数を7000万人から1億人と推定し、その人数が政権の脅威になるのではないかと考えていました。 しかし、中共が法輪功に対して重大な人権犯罪を犯した本当の理由は、別のところにあるのかもしれません。法輪功の真・善・忍の原則は、中共政権の悪とは全く対照的だからです」と述べた。
また、ケルパー氏は、中共が学習者の生体から臓器狩りをして利益を得ていることに触れ、中共が法輪功を迫害し始めた直後の2000年以降、中国国内の移植センターの(臓器移植)数が劇的に増加していることをデータを用いて説明した。 最後に同氏は、中共のもとでは人権政策は決して変わらない。 権力を強化し続けるために、あるいはすでに犯した犯罪を隠蔽するために、常に人権侵害を行っている、と述べた。
市民「法輪功は光明をもたらし 暗黒は勝利することはない」
トルステン・ベルン-シュナイダーさんと妻のアンさん |
トルステン・ベルン-シュナイダーさんと妻のアンさんは、法輪功への迫害に反対する署名をした。彼はパレードの隊列を指指し、「こんなに素晴らしいものを疑うことはありません。 私はそれを見て感受し、それを好きになりました。 (署名)する以外に選択肢はなく、これは 小さな声援を表しています」と話した。
音楽家「メデイアは中共の迫害を多く暴くべき」
迫害反対の署名をする音楽家シビルさん |
音楽家のシビルさん(女性)は、学習者のオーガスタス広場での集会を見て、「世界の不公平な一部がここで語られ、それを無視することはできないことに気づいたのです」と語る彼女は急ぐ足を止め、署名して学習者を声援した。
中共が真・善・忍の修煉を禁止していることは、シビルさんから見て「大きなスキャンダル」だという。「この臓器売買については聞いたことがあるし、文章も読んだことがあリます。 しかし、このことは私たちの社会ではほとんど気づいていません。これは 凄いスキャンダルだと思います。 この話を聞いて涙が出そうになりました」と話した。
定年退職したジャーナリスト「一人一人の署名が重要だ」
フランクフルトで看護師をしているベアテ・バーデさんと、元ジャーナリストのウリ・バーデさん |
フランクフルトの看護師ベアテ・バーデさんと、元ジャーナリストのウリ・バーデさんは、この日、迫害に反対し学習者を声援して署名した。法輪功の迫害を知らなかったベアテ・バーデさんは学習者に、「今は、とにかく署名することに意味があると思います」と語った。
高校教師「もっと多くの人が迫害反対を声援することを願う」
ライプツィヒ高校の教師であるアンネマリー・ヴァン・デル・ヴァイクさんは、学習者の集会を見て、静かで平和的だと感じたという。 彼女は「法輪大法とは何か」を知りたいと思い、学習者と話をした後、真実を知り、迫害に反対する署名をした。
中共は真・善・忍を修める善い人を迫害し、彼女は理解できないといい、迫害の早期終結を望んでおり、「より多くの人々に署名してもらうことがとても重要です」と話した。
学習者の迫害反対を声援するニーツシュマンさん |
ニーツシュマンさんは元東ドイツの元公民であり、1981年に東ドイツを脱出した。東ドイツの共産党政権によって投獄された経験を持つ彼は、共産党の本質をよく知っている。署名した彼は、「人権を迫害することが間違っている」と声を詰まらせた。 中共が真・善・忍の実践を禁止していることについて、「残念だ。中国(中共)が何をしてきたかは世界が知っている。中国(中共)が世界を支配しようとしていることは秘密ではなくなりました」と述べた。
定年退職した管理職「心の底から法輪功を支持する」
ドイツ・バイエルン州から来たキティ・モシカトさんとご主人 |
署名したキティ・モシカトさんは、「(中共による)臓器強奪や法輪功への迫害に反対します。 誰もがこの世界で生き、自由を享受する権利を持っています」と話し、 モシカトさんのご主人は、「私は心の底から法輪功を支持します」と話した。