【明慧日本2021年10月23日】吉林省楡樹市の法輪功学習者・鄭洪琴さん(67歳女性)は3年の冤罪を受け、迫害されて身体に障害を負い、腰が90度に曲がってしまった。今年6月、再び懲役6年6カ月の実刑判決を言い渡され、現在、吉林省女子刑務所に拘禁されている。
鄭さんはかつて脳血栓など数種類もの病気を患っており、法輪功を学んだ後、病気の症状がなくなり元気になった。
鄭さんは留置場に拘禁されていた他の法輪功学習者たちを救出するため、社会に呼びかけるポスターを貼っていた。2011年10月1日、田舎でポスターを貼っていた鄭さんは現地の共産党幹部2人に通報され、駆けつけてきた警官らにより連行され、留置場に入れられた。その間、家族や友人は誰も鄭さんに会えなかった。
9カ月拘禁された鄭さんは極度に痩せ、話す力すらなく、頭を動かして返事をするしかできず、命の危険に晒されていた。それにもかかわらず、鄭さんは無理やり法廷に運ばれ、裁判にかけられた。その後、鄭さんは懲役3年の実刑判決を言い渡され、2012年7月に長春黒嘴子刑務所に収監された。
刑務所で無残に迫害されて身体が日々弱くなった鄭さんは、ある日トイレに行く途中で転んでしまって腰の骨が折れ、腰が90度近く曲がった。さらに、深刻な糖尿病で何度も意識不明に陥った。
2020年11月25日、鄭さんはあるスーパーで法輪功迫害の実態を伝えていた際、私服警官に遭遇して連行され、家宅捜索を受けた。鄭さんは留置場に拘禁され、そこでひどく迫害されて体調を崩し、病院に運ばれた。その後、起訴された。そして、今年6月10日、徳恵市裁判所に懲役6年6カ月の実刑判決を下された。