【明慧日本2021年11月8日】ブリュッセルのヨーロッパメディアクラブは10月27日、「中国による強制的臓器狩りと中国共産党(以下、中共)」というテーマのシンポジウムを開催した。会議の議題の一部として、法輪功学習者(以下、学習者)が招かれ、会議が始まる前に、近くの公園で功法の実演をした。
ベルギーの学習者による功法の実演 |
このシンポジウムは「EUToday」の編集者であり、駐ブリュッセルを拠点とするジャーナリスト、ゲイリー・カートライト氏と「自由と権利を守る国際連盟」のメンバーで、人権擁護者のアンディ・ビモ氏が共に発起した。
7人の講演者は欧州議会の元副議長のエドワード・マクミラン-スコット氏、「中国裁判所」の法律顧問、人権弁護士のハミド・サビ氏、カナダの人権弁護士のデービッド・マタス氏、「強制臓器摘出に反対する医師の会」(DAFOH)の副議長のハロルド・キング氏で、主催者のアンディ・ビモ氏およびオランダの法輪功学習者(以下、学習者)スポークスマンのカヤン・ワン氏、「ヨーロッパの少数民族を保護する協会」会長のマネル・ムセルミ氏である。
ベルギー連邦議員のアニック・ポンティエ氏は会議に出席し、政治家、専門家の発言を聞き、ヨーロッパ少数民族保護協会のマネル・ムセルミ会長も会議に出席した。
皆で「法輪大法は素晴らしい」と声をそろえて叫ぶ |
ブリュッセルのサンカントネール公園は、学習者が毎週屋外で煉功する場所である。この日、自由と権利を守る国際連盟のメンバーで人権擁護者であるアンディビモ氏は、学習者と一緒に1時間半煉功した。最後に彼は全員一緒に「法輪大法は素晴らしい」と叫ぶように提案した。彼は「法輪功は落ち着いた心理状態を煉功者にもたらし、道徳を向上させ、真・善・忍の社会的影響をもたらしたと深く感じた」と述べた。
「学習者に対する生体臓器狩りは巨大な犯罪です」と言ったスザンヌ氏 |
スザンヌ・ゲンサー氏(女性)は欧州議会で働いており、公園を通る時、立ち止まって静かに学習者の煉功を見ていた。2010年に上海で法輪功が中国で迫害された情況を知った彼女は「私はインターネットでたくさん法輪功迫害の内容に関して読みました。私は9年間中国に住んでいたため、彼らが法輪功に対して何をしたかを知っています。これは非常に悲しいことです」、「生体臓器狩りは犯罪です。明らかに、巨大な犯罪であり、理由にない迫害です」と述べた。
スザンヌ・ゲンサーさんは経済的な理由から、「西側世界が法輪功に何が起きているのかについて実際に発言したことは一度もなく、これは容認できない。法輪功は何も悪いことをしていない」、「これ(生体臓器摘出)は私には全く受け入れられない」と述べた。メディアクラブで今日、中共が学習者に対する生体臓器狩りで金儲けをしようとするシンポジウムがあるのを聞いた彼女は「ここでこのような会議を開催するのは非常に嬉しい、もっと多くの人々に法輪功を理解させたい」といい、この問題について非常に心配しているので会議の状況をみるため自分の連絡先の情報を残した。
学習者と話し合う市民 |
早朝、公園の学習者達は美しい煉功音楽に伴って煉功し、散歩している人々は立ち止まって見ていた。関係する資料を求めた何人かの人がここに来て法輪功を学びたいと望んだ。