　【明慧日本2021年11月14日】湖北省漢川市の法輪功学習者・胡漢姣さん（53歳女性）は、2021年3月、分水鎮で中共ウイルスを避ける方法を人に伝えたとして現地の派出所の警官らに連行され、拘禁された。その後、胡さんは孝昌県裁判所により懲役4年の実刑判決を言い渡され、武漢女子刑務所に拘禁された。

　2021年3月15日午前、胡さんと王四美さんは分水鎮へ行き、法輪功が迫害されている真実及び中共ウイルスを避ける方法を現地の人々に伝えていた際、誰かに通報され、現地の派出所の警官らに連行された。当日午後、胡さんと王さんは漢川病院に送られて身体検査を受けさせられ、その後拘束された。

　判決を下され、拘禁された

　6月16日午後、胡さんは裁判を受けた。法廷の審理時間は1時間もなかった。当日午前、王さんを含めて他の法輪功学習者4人も同法廷で裁判が行われ、審理時間は4人合わせて1時間30分しかなかった。6月下旬、孝昌県裁判所は裁判の結果を宣告した。胡さんと王さんに懲役4年、肖艶芳さんに懲役3年6カ月、劉義波さんに懲役3年9カ月、王慶さんに懲役3年の実刑判決を下した。

　何度も迫害された

　1999年9月、胡さんは北京へ陳情に行ったとの理由で連行されて拘束され、2000年1月に保証金3千元（約5万1000円、中級レベルのサラリマンの1カ月分の給料に相当する）、生活費1800元（約3万2400円）を支払ってからやっと解放された。胡さんと共に陳情に行った夫の母も1カ月以上拘禁され、保証金3千元(約5万1000円)を支払ってから初めて解放された。

　2000年2月24日、現地派出所の警官らは胡さんの家にやってきて、家宅捜索を行い、多くの法輪功の書籍、テープレコーダー1台、MP3を1台押収した。胡さんも連行されて15日間拘束され、解放時に生活費450元（約7650円）を請求された。

　2001年、胡さんは労働教養1年を強いられた。

　2003年10月、胡さんは洗脳班に拘禁され、6千元（約10万7000円）を強奪された。

　2007年8月2日、胡さんは他の2人の学習者と共に、法輪功迫害の真相が書かれた資料を配布していた際、誰かに通報されて連行された。翌日、国内安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関）の隊長・劉継祥が3人を漢川第二留置場に入れ、そして学習者の家族に嫌がらせをして、法輪功の書籍を奪った。その後、劉隊長らは胡さんに3年の労働教養を下した。

　2007年8月27日、胡さんは湖北女子労働教養所に収容された。当時、胡さんは拷問を受けて全身怪我だらけになり、2カ月間睡眠を剥奪された。胡さんは労働教養を受けた1年後、2008年8月に帰宅した。

　2019年7月21日、法輪功迫害の真実を伝えたとして胡さんは再度連行され、15日間拘束された。