【明慧日本2021年11月18日】吉林省吉林市船営区の法輪功学習者・蔡秀芳さん(女性)は、あと数日で90歳になる。2021年10月28日、蔡さんは船営区裁判所に秘密裏に不当な裁判を受けた。
船営区裁判所は同日、法輪功学習者・張玉華さん(67)と張玉鳳さん(65)姉妹、陳栄傑さん、張洪傑さん、李英さん、劉秀英さんなど、数人にも不当裁判を行い、裁判所は学習者の家族に通知せず、午前8時~午後2時まで、裁判を行った。裁判の結果は不明である。
蔡さんは2021年5月14日、吉林市船営区西関馮家屯市場で、黄旗派出所、北山派出所、長春路派出所の警官らによって連行され、家宅捜索をされた。同日の夜8時過ぎ、蔡さんは「保釈」で帰宅したが、その後、吉林市船営区検察庁に濡れ衣を着せられた。
蔡さんは以前、多種の病気を患い、苦しんでいた。1996年4月に法輪功を学び始め、しばらくして病気が治り、体が軽くなった。蔡さんは3年しか学校に通えなかったため、法輪功の書籍を読めず、夫に一文字一文字を教えてもらった。現在、蔡さんは法輪功の書籍が読めるようになった。
蔡秀芳さん |
1999年7月20日、中国共産党の江沢民グループは握っていた権力を利用し、法輪功弾圧を開始した。しかし、蔡さんは法輪功を学び続けた。
2021年5月14日昼、蔡さんは市場で法輪功の素晴らしさと法輪功が迫害されている実態を人々に伝えた際、三つの派出所が同時に出動した警官に連行された。強制的にパトカーに乗せられ、派出所に送られた蔡さんは、鉄の籠に入れられた。そして、警官は蔡さんの家の鍵を奪い、蔡さんの家に行き、家宅捜索をした。蔡さんはサインを強いられたが、拒否し、警官らに法輪功を迫害しないようにと勧めた。
2021年9月、蔡さんは検察庁に濡れ衣を着せられた。その後、蔡さんに関する情報がなくなり、蔡さんの姿が見えなくなった。
先日、2021年10月28日、蔡さんは吉林市船営区裁判所に秘密裏に裁判を行われたことが分かり、裁判の結果の詳細は不明である。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)