【明慧日本2021年11月22日】(広東省=明慧記者)広東省梅州市梅県区の法輪功学習者・曽繁傑さん、何清香さん(以下、学習者)は、2021年9月23日、不当な裁判を受けた。曽さんは懲役8年の実刑判決と罰金8万元(約143万円)を言い渡されたことが最近わかった。
曽さんの父・曽海平さんは、2018年6月21日午前に連行されて2019年3月に懲役5年の実刑判決を下され、同年6月に広東省四会刑務所に移送された。曽さんは放浪生活を余儀なくされた。曽さんの義理の父・朱賢生さんは5年間の拘禁を終えて2020年末に、解放された。
2021年1月26日午前9時頃、曽さんは借家で梅州市公安局梅江支局金山派出所の警官に連行され、後に梅県区扶大留置場に拘禁された。
同日午前7時頃、何さん(60代女性)は出勤前、近くで待っていた梅江区「610弁公室」や公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、金山派出所などの警官に連行されて家宅捜索をされ、法輪功の書籍などの私物を押収された。その後、梅県区芹洋留置場に拘禁された。
2021年7月20日午前9時半、梅県区裁判所は曽さん、何さんに対して裁判を行った。曽さんが依頼した弁護士は無罪弁護を行った。
2021年9月23日午後3時半、梅県区裁判所は再度、曽さん、何さんに対して裁判を行った。学習者2人の家族は法廷で傍聴した。裁判過程はわずか20分間で終わった。その中で、2人の弁護士は依頼人のために無罪を主張し、裁判で裁判官と検察官に対し、容疑の事実関係の欠如と無罪の事実を訴えた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)