【明慧日本2021年11月22日】山東省青島市南区に在住の法輪功学習者・田秀蘭さん(69歳女性)は、懲役1年の不当な判決を宣告された。田さんの夫・劉維先さんは刑務所で10年間迫害されて死亡した。
田さんと妹は2021年3月5日、中山路の近くで人々に法輪功の無実を伝えたとして、観海路派出所の警官に身柄を拘束され、裁判日まで普東留置場に拘禁されていた。
田さんは拘禁されていた期間「法輪功をやめる」を言うだけで、すぐに解放できると説得されたが、固く断ったと言う。
田さんは以前、骨棘(こっきょく:関節面の軟骨が肥大増殖する)とメニエール病を患った。1998年、田さん夫妻は法輪功を学んでから、病気が完治し、家庭は仲睦まじくなった。
1999年の7.20以降、田さん一家は何度も迫害を受けた。田さんと夫・劉維先さんは2004年8月10日、嶗山支局610弁公室の課長・李从などに身柄を拘束された。息子は親を守るため、連行に抵抗したとして、1カ月拘禁された。劉さんは2004年12月23日に懲役10年の実刑判決を宣告され、済南刑務所で迫害を受けた。田さんは610洗脳班に連行され、1週間迫害を受け、メニエール病が再発したため、家に戻された。しかし、1カ月後、警官は田さん宅に侵入し、田さんを連行した。2004年10月、田さんは労働教養処分1年を科された。王村労働教養所では、王さんは連日睡眠を剥奪され、長時間、立たせられたため、足が腫れて靴が履けず、靴をはさみで切って履いた。2005年8月19日、青島八大湖事務所の青島明霞路34号にある悪名高い青島610弁公室の洗脳班に送られ、迫害された。
劉さんは刑務所でさまざまな迫害を受け、出所3年後に他界した。息子の嫁は2018年6月に1カ月間拘禁され、4歳の子供だけが家に残されて、面倒を見る人がいなかった。