　【明慧日本2021年12月3日】（明慧記者＝何平）スウェーデンの法輪功学習者（以下、学習者）は2021年11月の毎週土曜日の午後、国会議事堂に隣接するコイン広場で法輪功迫害の真実を伝える活動を行った。真実を知った多くの人は「中国共産党（以下、中共）による善良な人々への迫害は支持できない」と話す。また「あなたたちは世界で最も勇敢で善良な人たちであり、あなたたちが伝えるメッセージは、私たちにとって、とても重要です！」と話した。

国会議事堂に隣接するコイン広場で法輪功迫害の真実を伝える

真相資料を読む市民

学習者の迫害停止を求める活動を支持し署名する市民

肩車になって署名する父親を真剣に見ている子供

　国会議事堂に隣接するコイン広場は、学習者の真実を伝える場所であり、他のグループの様々な抗議活動もここで行われ、公然と自分たちの声を各界に伝える場所でもある。他の団体とは異なり、学習者の長年にわたる真実を伝え、中共による迫害に反対する活動は終始平和的で、穏やかな雰囲気を呈しており、当地の住民や警察官に深い印象を与えている。そして、平和的で穏やかな煉功の光景が多くの人を惹きつけ、その場で煉功を学び始める人もいる。

法輪功の煉功を学ぶ女性

　スウェーデンの警官「私はこの煉功を体験してみたい」

　11月13日の土曜日、学習者が真実を伝える活動を始めて間もなく、2人の警官が訪ねてきた。この日、コイン広場で他の2つのグループによる大きな抗議活動が行われるため、警官は衝突が起きることを心配して、学習者に相談しにきたという。活動を中止または早期終了する事ができるかどうかを聞いた。学習者は礼儀正しく活動の許可書を提示し、そして、中国が行っている迫害や、中共の学習者の生体から臓器強奪の悪事を伝えた。 2人の警官は話を聞いて、最後に「今日はたくさんの人が集まって混乱するだろう。我々の車はそちらに停めてあるので、何かあったら我々に言って下さい」と言った。

　また、一人の警官は、学習者に法輪功に関する多くの情報を尋ねた。穏やかで平和的な煉功風景に惹かれた警官は、真・善・忍の原則が、億以上の人々に心身の健康をもたらした奇跡的な功法に大きな興味を示した。警官は学習者に「私たちは仕事で毎日トラブルに直面し、対処しなければならないので、心身ともに疲れています。私はこの功法をぜひ体験してみたいです」と言った。この警官は立ち去る際、法輪功迫害の真実を紹介するリーフレットを手に取り、宝物のようにポケットに入れて、「今夜はこれをじっくりと読みます」と笑顔で言った。

　中国の留学生抵触から三退に応じる

　11月27日の土曜日の午後、1990年代生まれの中国の女子留学生2人がパネルの前に立ち、学習者に「あなたたちが言っていることは何か証拠があるのか？法輪功とはいったい何なのか？」と問いただした。学習者は、2人が法輪功に抵触があり、中共の法輪功に関する嘘や宣伝に明らかに惑わされているのを見て、彼らに法輪功が世界に広く普及していること、法輪功学習者の平和的な陳情から、偽の天安門焼身自殺事件、中共による学習者の生体から臓器を強奪していることを、多くの事実を持って分析し、中共の欺瞞の作戦を明らかにした。

　最初は抵触していた2人の女の子も、静かに学習者の話に耳を傾け、やがて2人とも真実を理解した。三退（中共組織の党員、青年団員、少年先鋒隊からの脱退）が善と悪の選択であることを知った2人は、内1人が学習者の協力を得て、大紀元の脱党ホームページにアクセスし、その場で三退を行い、以前加入した団員、少年先鋒隊から脱退したのである。彼女は脱退した証明書の番号を携帯電話で写真に撮った。

　チリ出身の女性「この功法は本当に優れている」

　スウェーデン人の夫とスウェーデン北部に住むチリ出身の女性シンシアさんは、この日、コイン広場で法輪功に出会い、学習者としばらく交流し、署名用紙にサインをした。

　シンシアさんはさらに「この功法が非常に優れていることは明らかであり、今、自分の良心と善意を保つことが本当に重要であることを実感しました」と言った。彼女は帰ったら必ず『轉法輪』を読むという。

　ストックホルムの男性「私の心はいつもあなたたちと共にいる」

　「あなたと交流する中で、あなたの誠実さと善良さを感じました。ここにはとても、とても素晴らしい、平和なエネルギー場があります。広場の騒音にもかかわらず、ここに立つと明らかに穏やかに感じます」と言った。これは11月27日の土曜日、ストックホルム市民・バーゼルさんが、学習者と交わした会話である。

　彼は「中共は命を軽視し、人をただの数字として扱っている、あまりにも極悪非道です！あなたたちは世界で最も勇敢で善良な人々であり、このことはすべての人には理解されないが、私は永遠にあなたたちと共にいます」と語った。

　アルバニア人男性「中共による善良な人々への迫害は支持を得られない」

　アルバニアから来た男性は、展示パネルの前で熱心に読んでいた。彼は、善良な学習者が中共によって残酷に迫害をされ、信念を捨てないために生体から臓器が強奪されていることに同情し「私の国も独裁から民主主義に変わる過程を経てきました。中共がこのような善良な人々を迫害することは支持を得られないし、良い結果は得られません」と言った。