【明慧日本2021年12月15日】遼寧省本渓市の法輪功学習者・鄔成均さん(50代男性)は2021年12月1日、本渓市桓仁県裁判所により懲役8年の実刑判決を下された。
鄔さんは、真・善・忍の教えに従ってより良い人を目指したとして、中国共産党に迫害されている。2020年10月15日、本渓市明山公安支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)、北地派出所、住宅区などの人員ら20人あまりがいきなり鄔さんの家に押し入り、鄔さんを連行して家宅捜索を行った。パソコン、プリンタ、法輪功の書籍、カレンダなどの個人財産を押収した。
鄔さんは遼陽市留置場に拘禁され、2020年11月20日、不当に逮捕状が配布された。公安局と検察庁及び裁判所が互いに結託し、冤罪を作り出し、鄔さんを拘禁した。
2021年7月21日、鄔さんはオンライン裁判が開廷された。開廷の場所は桓仁県裁判所の裁判官・王思傑の弁公室であった。弁護士は有力な無罪の弁護をした。
2021年12月1日、鄔さんは懲役8年の実刑判決を下された。鄔さんはこの判決を不服として控訴した。
中国共産党による法輪功への迫害の中、鄔さんは洗脳班に拘禁されたり、労働教養を強いられたりした。
2002年11月、中国共産党第十六回全国大会が開催されていた期間、現地公安局と鄔さんの勤務部署が結託して鄔さんを洗脳班に拘禁した。
2010年10月28日、勤務中だった鄔さんは連行され、その後2年の労働教養を強いられ、本渓労働教養所に収容された。そこで、法輪功学習者4人(鄔さんを含め)は、毎日必ず1人が下記写真のような拷問を受けなければならなかった。
拷問の再現:中国共産党による拷問 |
鄔さんはまた奴隷のように働かされた。寒い部屋でアイスクリーム用のスプーンを纏めて縛ったりした。トイレの時間は5分間に制限された。太陽光が強く当たる場所でゴムを煮つめてにかわを作らされた、使用した化学原料は人体に有害で、作業中常にくしゃみをし、咳が止まらなかった。ノルマを達成できなければ、刑務官にゴムのベルトや電気棒で殴打された。