【明慧日本2021年12月23日】吉林省延吉市の法輪功学習者・崔群英さん(59)は、2021年9月17日、法輪功への信仰を堅持し続けているという理由で、長春鉄道運輸裁判所から1年6カ月の禁固刑を言い渡され、吉林省女子刑務所に拘禁されている。崔さんは信仰を放棄することを拒否したため、家族との面会を拒否された。
崔さんは2021年4月3日、延吉西駅で安全検査を受けていたところ、鉄道派出所の警官に連行された。鉄道派出所の警官らは家宅捜索し、携帯電話、法輪功の書籍、法輪功迫害に関する情報資料、現金の一部、その他の持ち物を押収した。崔さんは同日、刑事拘留され、4月15日に鉄道運輸検察庁に不当に逮捕状が発付された。
2021年6月15日、長春鉄道運輸裁判所は崔さんの案件を受理した。
7月21日、オンラインで行われた崔さんの初公判は、開始10分後に技術的な問題で中断された。夫と息子、妹の出席は許されなかった。
7月30日に行われた2回目のオンライン審理では、弁護士ではなく弁護人を務めた姪の唐瑶さんが崔さんのために無罪を主張した。
裁判長の李大鵬と副裁判長の韓艶春、検察官の石暁松と李奕潼は、唐さんが主張に対する弁明を読むとき、絶えず口を挟み、唐さんの弁護を中断させた。また、裁判官たちは、崔さんが自身の弁護のために証言する際にも、資料を読むことを妨害した。
3回目のオンライン審理で、崔さんは、懲役1年6カ月、罰金2000元の判決を言い渡された。