【明慧日本2022年1月25日】広東省掲陽市の法輪功学習者・盧巧麗さんは2020年末に現地の裁判所によって懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡され、2021年11月に広東女子刑務所に拘禁された。
盧さんは掲陽市掲東区桂嶺鎮の出身で、榕城区東山で家政婦として働いていた。2020年8月、盧さんは現地の人に法輪功迫害の実情を伝えていた際、現地派出所の警官らに連行された。続いて、盧さんの家政婦の勤務先及び実家が家宅捜索をされ、法輪功の書籍『轉法輪』を一冊押収された。
その後、盧さんは掲陽市留置場に拘禁された。
2020年末、掲東区裁判所が盧さんに懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡した。2021年11月、盧さんを広東女子刑務所に移送した。
2020年後半、掲陽市では複数の学習者が連行され、実刑判決を下された。黄建民さんと妻・彭文緘さんにそれぞれ懲役4年、3年6カ月の実刑判決。呉玉娟さんに4年6カ月の実刑判決。王燕娟さんは3年1カ月の実刑判決を下され、身体に深刻な症状が現れたとして解放された。林麗卿さんは懲役2年の実刑判決を下された。
中国共産党掲陽市当局は法輪功学習者たちに実刑判決を下しただけではなく、重い罰金も科した。およそ1年の刑期に合わせて罰金1万元を科した。例えば、楊壮楷さんは懲役5年、罰金5万元。徐瑞萍さんは懲役10年、罰金10万元を科された。掲陽市は貧しく、広東省で貧困ランキング5位である。高額な罰金は現地の法輪功学習者たちに生活面で窮地に陥らせた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)