【明慧日本2022年1月28日】(湖南省=明慧記者)長沙市の女性教授・陳社傑さん(87)は2021年12月24日、自宅に侵入してきた警官らに連行され、家宅捜索された。翌日の午前1時過ぎ、陳さんは帰宅した。
2021年12月24日午後3時15分、長沙市岳麓区陽光100番住宅地に住む陳さんの家の扉が、ノックされた。続いて、制服を着用した6人の警官と私服警官1人が自宅に押し入り、身分証や関係書類を一切提示せず部屋ごと捜索し、すべての法輪功の書籍、パソコン、プリンターなどの私有物を押収し、壁に貼ってあった『論語』や年画まで破り、高齢の陳さんを岳麓派出所に連行した。
派出所で、警官は取り調べを行った際、何度も「邪教を信仰している」と誹謗中傷した(訳注:中国の法律では法輪功が邪教であるとは言っておらず、江沢民による誹謗中傷である)。陳さんは迫害の事実を警官に話しながら、関連する法律文書の提示を求めた。警官は口頭で 「文書がある」と答えたが、最後まで関連する文書を提示することができなかった。それだけではなく、その中の1人の警官は、「2016年の時に、お前を逮捕したことがあるのに、又やっている、再犯者だ。今度刑務所に送るぞ」と脅した。
退職する前に中南大学の准教授を務めていた陳さんは、いつも熱心に人を助け、困っている人が助けを求めるたびに最善を尽くした。しかし、親切な陳さんは、法輪功を学び、美しい卓上カレンダーを人にプレゼントしただけで、連行され、10時間近くも尋問された。
翌朝1時過ぎ、陳さんは家族に付き添われて帰宅した。帰宅する前に、警官は陳さんと家族に対して、「もし、法輪功のことを他の人に伝え続けるなら、簡単には済まさないぞ」と脅した。また、常に監視することができると言った。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)