【明慧日本2022年2月11日】(河南省=明慧記者)河南省南陽市の法輪功学習者(以下、学習者)・李文然さんは、2020年に懲役1年6カ月の実刑判決を不当に言い渡され、2022年1月25日、冤罪が晴れないまま死亡した。享年79歳。
李さんは2019年5月15日午後、南陽市人民公園で法輪功迫害の実態を人々に伝えていた時、中国共産党の嘘の宣伝を信じた人に通報されたため、同市公安局新華支局の警官らにより連行された。その後、警官は李さんの自宅に行き家宅捜索を行い、法輪功の書籍206冊、真相紙幣(法輪功迫害の実態を書き留めた紙幣)193枚、および法輪功に関連する資料を押収した。李さんは当日、健康上の問題で「保証人を立てて尋問を待つ」という条件付きで保釈された。
李さんが何も知らない状況下で、案件の公文書は唐河県検察庁に提出された。唐河県検察庁は2020年5月13日に唐河県裁判所に引き渡した。
李さんは懲役1年6カ月の実刑判決と3000元の罰金を言い渡されたが、体調の原因で留置場に移送されず、地域の住民委員会の関係者および警官によって監視されることを下された。
李さんは常に、地域の関係者と警官からの嫌がらせを受け、監視され、不定期に洗脳班に強制参加させられていた。迫害の中で、李さんは2022年1月25日に死亡した。
明慧ネットの統計情報によると、2021年、河南省で少なくとも5人の学習者が迫害により死亡し、90人が不当な判決を宣告され、237人が連行され、95人が嫌がらせを受け、3人が洗脳班に送られ、累計で少なくとも延べ430人が迫害されたことが分かった。