【明慧日本2022年2月14日】四川省の法輪功学習者・蒋徳媛さん(70代女性)は2021年12月22日、会理市裁判所から電話があり、その日の午後3時に裁判所まで判決書を受け取りに来るようにと言われた。蒋さんが到着した直後、数人の警官が蒋さんを担ぎ出し、パトカーに押し込み、連行した。夫も懲役1年3ヶ月、罰金1万元の判決書を渡された。
蒋さんの夫である張正友さんは法輪功学習者で、2020年6月に年金を受け取りに行った際、通常より少ない年金額を見て驚いたという。蒋さんは、張さんが法輪功を修煉して健康を回復したこと、迫害でどれほど苦しんだかを詳しく書いて、上訴事務所に手紙を書いた。2020年10月12日、蒋さんが手紙を届けに事務所に行った時、受付の人はその手紙を受け取ることを拒否した。
その後、蒋さんはその手紙を地元のコミュニティと派出所に提出したが、派出所の所長の蘇健は惠理市検察院の潘麗平、黄正萍の両検事と共同して、蒋さんを起訴した。蒋さんはこの2人を訴えたが、無駄だった。
蒋さんは2012年に法輪功を実践したことで1年6ヶ月の強制労働をさせられたため、2020年3月に警官が雇い主に対し、監禁中に受け取った金額を年金から差し引くよう命じた。
しかも、蒋さんが各部門を訪問した際に接した職員が判決の「証人」となり、蒋さんの陳情資料と法輪功書籍の所持が「有罪の証拠」となった。判決書のすべての「証人」によると、蒋さんの判決の理由は陳情資料で法輪功に言及したこと、あるいは「法輪大法は素晴らしい」という言葉を述べただけだという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)