文/華東の大法弟子 蓮香
【明慧日本2022年2月16日】私は1995年に病気のために法輪大法の修煉に入った古い弟子です。この20数年において、風雨の中での様々な修煉過程の中で、師父の教えである真・善・忍の法理にしたがって自分に厳しく要求し、他人のために考え、自分の心性を絶えず向上させました。そして、周囲の多くの縁ある人たちと解けない縁を結び、彼らは大法弟子の善を感じ、法輪大法の偉大さを感じていたのです。私の生徒であった小林(化名)さんもその中の1人です。
小林さんは、私が法輪大法を修煉し始めたばかりのころの生徒の1人です。彼は勉強が良くできて、彼の両親はとても私に感謝していました。彼の両親は、小林さんが高校2年の時、たくさんの良いものを私の家に届けてくれましたが、私は断り、彼に持って帰るように言いました。しかし、父親は「私たちはずっとお礼を言いに行きたかったのです。これは私たちのほんの少しの気持ちです」と言いました。私は、「これらの物をもらってはいけないのです。私が生徒に対して、良くするのは当たり前のことです。私は法輪功を学んでいます。私たちの師父は私たちに真・善・忍に基づいて良い人になるように教えておられます。ですから、これらの品物を私は決してもらうことはできないのです」と言いました。長い時間言い合って、最後に私の家にあるものと交換して終わりました。
小林さんと家族は、そのことがあってから「法輪大法は素晴らしい、法輪大法は正しい」と知るようになりました。それからも彼の両親は、毎年、新年や節句のたびに小林さんに、いくつかの特産品や、花饅頭などの農村の生産品を私に送らせました。私も彼らの物を食べるだけでなく、彼らにもいつも良いものを送り返しました。特に小林さんの大学受験や、結婚、子供が生まれた時など、小さなことでもいつもお祝い金を送り彼らを祝福しました。
小林さんは、大学を卒業して母校に帰ってきて教師になりました。2002年、彼のクラスの生徒の母親が、法輪大法を修煉したことで迫害され、拘置所に入れられました。小林さんはそのことを知ると、公安と関係のある親戚を探して、親戚に見に行ってもらったり、またたくさんの美味しい物や日用品を買ってあげました。小林さんが嬉しそうに、私にこの過程を教えてくれたので、私はとても喜びました。私は彼にこう話しました。「あなたは迫害がこんなにも厳重な圧力の下でも、まだこんなに良いことが出来るなんて! あなたは大徳を積んだのです! 福報を得るのです!」
2008年、私は迫害によって留置場に入れられたのですが、このとき小林さんはすでに学校の中層幹部になっていました。彼は積極的に公安の人を探したり、私に服を買ってくれたりしました。彼は学校で勉強している子供たちのこともとても気にして良く見てくれたのです。
小林さんは学校の仕事もとても努力しており、30歳になったばかりでしたが、学校の副校長になりました。私は彼に、「これは真相を理解したこと、そして大法弟子に善良にしたことで得た福報です」と教えると、彼もこれらのことをよく理解していました。教育部門で、名門大学を卒業した教師が多くいる中で、彼のような若さで、高学歴でないと大きな学校の副校長になるのは非常に難しいことなのでした。
そして、小林さんの家族は、皆邪党組織から脱党しており、また家族全員が「法輪大法は素晴らしい」のお守りを持っています。ある日、彼の兄弟が私を訪ねて来たとき、私は彼らに法輪功迫害の資料を渡し、そして「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を覚えるように言いました。彼らは喜んで受け取り、「覚えます」と言ってくれました。小林さんが傍で私に、「先生の言葉は私たち家族は皆とても重視しています。先生がくれたお守りは、皆が身に付けています。私の義父と義母も持っています。私の父はずっと『誰も先生を忘れてはならない、彼女は私たちの家の貴人だ!』と言っています」と言いました。
小林さんはいつも新しい真相資料を受け取り、時には私に手伝って他の人にも勧めて見せたりしています。ある日、食堂で私は一人一人に「疫情特刊」、「明白」、「希望」などの数冊の小冊子を配りましたが、小林さんや他の数人は喜んで受け取り、ただ一人の同僚(数年前に三退している)は受け取ろうとはしませんでした。しかし、小林さんはその同僚に、「その冊子を見て下さい、それには良いことが書いてあり、悪いことは書かれていないので」と話しかけました。小林さんは彼の上司だったので、その同僚は微笑みながらすぐにカバンに入れました。
ある日、私がもう一人の副校長に真相を伝え、USBメモリを渡そうとしていたら、ちょうど小林さんが入って来ました。この副校長は私に対して警戒し、少し恐れているようでした。そこで小林さんは副校長に言いました。「私も持っていますよ、見てみてください! 先生の話は間違っていません」。するとこの副校長はすぐにこう話したのです。「そうですね。私の子供は今年大学受験だったのですが、私はずっと某先生がくれた真相お守りを、子供のペンケースに入れていました。本当に効き目があって、あなたも知っているように、私の子供はそんなに勉強が良く出来ていないので、私はずっと大学に合格出来ないことを心配していたのですが、まさか一流大学に合格するなんて思いもよりませんでした。本当に意外なことだったのです! 先生の言うことを聞いていて本当に間違いはありません!」
私は彼らを見て、彼らが真相を理解して福報を得たことを喜び、そして彼らに言いました。「これは全て大法がくださった福です。あなた達は必ず『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を覚えてください」。彼らは同意しました。彼らは普段職場で、あるいは家の中でトラブルに遭った時、心の中がモヤモヤした時、私を訪ねて来ます。私はいつも大法弟子の基準を自分に要求し、良いか悪いかを選ばず、なるべく彼らのトラブルを解決し彼らの心が少しでも広くなるように、少しでも広く見るようにさせ、名利に少しでも淡白になるように、そうすれば自分もそこまで怒らなくなると教えます。彼らはとても私を尊敬し、私が真相を伝えるのを聞きたがるのです。
職場で邪党が嫌がらせを起こしに来た時や、両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)、あるいは邪党ボスたちが当地に活動に来た時には、小林さんは私を遮ってくれるのです。そのため、この数年間誰も私を見つけることはできていません。彼は私に「私がここにいる限り、彼らがあなたを見つけることは出来ないようにします」と言ってくれました。小林さんは現在、学校の重要指導者の位置にいて、教職員の仕事の責任者です。上層部から法輪功学習者を監視する任務を配置されても、彼は今までも総会で伝えることもなく、具体的なこともしませんでした。
小林さんの家庭はいつも幸福で、仕事も順調で、家族も皆健康です。彼の心も大きく変化し、私はいつも彼を誉め、「名利を淡白に見ることができ、思想境地が高まったわね」と言っています。彼は喜んで「先生の教育が良いからです。先生が言った法輪大法の理を私は全て信じています!」と言うのです。