【明慧日本2022年2月19日】重慶の法輪功学習者・胡開均さん(67歳女性)、劉徳英さん(80代女性)の2人はこのほど、不当に実刑判決を受けた。胡さんは懲役5年、1万5千元の罰金、劉さんは懲役4年6ヶ月、1万元の罰金を科された。
建設会社を退職した胡さんは2020年7月17日、劉さんに法輪功の情報誌を届けたとして連行された。そして、2人の自宅が家宅捜索された。法輪功の書籍と関連資料、胡さんのパソコン、プリンター、現金1000元、メディアプレーヤー、法輪功の創始者の写真などが押収された。
同日、鄧堅蓉さん、譚明瓊さん、黄志瓊さん、周開蘭さん、向天玉さんら十数人の法輪功学習者も連行され、自宅を荒らされた。
胡さんと劉さんは連行された後、洗脳班に入れられた。それぞれ12日と19日後に保釈された。釈放後、劉さんは自宅を監視された。
警察はその後、2人の案件を開州区検察院に提出した。2人は「法律の実施を破壊した」という罪名で2021年8月19日、開州区裁判所で裁判が開廷されることとなった。
裁判当日、2人が初めて開州区裁判所に出廷し、合同審理を受けたとき、劉さんは重病のため、看護婦と息子に運ばれて法廷に入った。劉さんは座ることも立つこともできない状態だった。家族は誰も審理に立ち会うことができなかった。
同年12月2日の2回目の出廷から3週間後の28日、裁判官は胡さんに懲役5年、1万5千元の罰金、劉さんには懲役4年6ヶ月、1万元の罰金を言い渡した。