【明慧日本2022年2月24日】山東省泰安市の法輪功学法・謝清玲さん(66歳女性)と高方強さん(52歳男性)の2人が、法輪功を実践したことを理由に不当に判決を言い渡された。2人は控訴したが却下され、地元の刑務所に移送された。
化学肥料工場を退職した謝さんと会社経営者高さんは2020年11月24日、法輪功迫害に関する情報資料を届けに近くの梁庄鎮に行った際、連行された。警官は2人の事件を泰山区検察庁に提出し、検察庁は2人を起訴し、泰山区裁判所に事件を移した。
両学習者は2021年7月15日、泰安市拘置所でオンラインを通じて裁判を受け、裁判官・沈玉賢が検事2人、裁判所書記官2人とともに裁判所で合同審理を行った。
謝さんの家族によると、オンラインの画質が非常に悪く、時々音声が聞こえなくなることもあったそうだ。謝さんは、8カ月の拘禁で、ものすごく老け込んだように見えた。声は荒れ、高血圧に悩まされているという。
2人の学習者は国選弁護人に弁護され、有罪を主張するように指示された。2人は自ら無罪を主張した。高さんが最後の主張をしているとき、裁判官は高さんを遮り、審理を中断させた。
その後、謝さんは懲役7年の刑と2万元の罰金を言い渡された。高さんは懲役5年の刑に処せられたが、罰金の額は明らかではなかった。2人は台安市中級裁判所に控訴したが、同裁判所は原判決を維持する判決を下した。
謝さんと高さんが拘置所に拘禁されている間、当局は家族の面会を拒否し、状況についての報告も拒否した。家族が何度も尋ねた後、看守は謝さんは山東省女子刑務所に、高さんは山東省刑務所に連行されたことを明らかにした。
後日、謝さんの家族は刑務所から手紙を受け取り、パンデミックのため面会を許可されなかったと書いてあった。手紙によると、2021年12月上旬ごろに刑務所に連れて行かれた疑いがあるという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)