【明慧日本2022年3月2日】黒龍江省ハルビン市在住の法輪功学習者・王景麗さん(57歳女性)は、法輪功を実践したとして、2021年12月末に懲役3年の実刑判決を宣告された。
今回の判決の前にも、王さんは信仰を堅持したために、何度も連行されて拘禁されたことがある。1999年7月25日、王さんは法輪功の無実を訴えるため北京に陳情に行き、連行された。王さんは、双城拘置所で70日間拘禁され、その後、顧郷拘置所に移された。看守は交代で王さんを殴り、時には塩ビのパイプで殴ることもあり、8日間も手錠をかけ束縛した。
王さんはその後、万家強制労働収容所で1年間拘禁された。王さんは労働収容所での迫害に抗議するため断食を行った。看守は王さんに強制的に灌食を試みたが失敗した。看守は報復として王さんを殴った。刑期が満了しても釈放せず、王さんを1カ月間洗脳班に拘禁し、その後釈放した。
2020年2月20日、スーパーマーケットで学習者の崔秀琴さんと会っている時に、再び連行された。王さんは金属製の椅子に鎖でつながれ、派出所に一晩監禁された。
拷問のイメージ図:鎖状の鉄輪 |
王さんは2021年6月10日午前7時30分、自宅で3歳の孫娘の世話をしているところを連行された。警官らが押し入り、王さんのパソコン、携帯電話、法輪功の本を押収した。同日、別の16人の学習者も連行された。
王さんはハルビン市第二拘置所に拘禁されている間、受刑者に殴られ、頭を怪我して歯が抜け落ちた。しかし、看守は王さんの「自傷行為」だと非難した。
半年間の拘禁の後、2021年12月23日、道里裁判所から懲役3年の刑を言い渡された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)