【明慧日本2022年3月2日】広東省雷州市の法輪功学習者・馮彩鳳さん(47歳女性)、黄玉莉さん(女性)2人が最近実刑判決を受け、3人目の吴亜紅さんは起訴される危機に直面している。
一、馮さん、黄さんに不当判決
馮さんと黄さんは2020年11月22日、中山市で法輪功に関する情報資料を配布していたところ、連行された。2人は中山市拘置所に拘禁された。
退職した教師・黄さんは最近、中山市第一裁判所で懲役1年の判決を受けた。黄さんは刑期満了後、釈放された。懲役3年半の判決を受けた馮さんは、広東省女子刑務所に移送された。
馮さんは、2013年に2度、労働教養所行きが決定している。2013年11月に法輪功に関する情報資料を配布したことで通報され、もう1度連行された後、2014年6月初旬に雷州市裁判所から密かに懲役5年を言い渡された。馮さんは2018年7月15日に、懲役4年8カ月の刑期を終えて釈放されたが、その2年後に再び連行された。
二、起訴に直面する呉さん
小学校教師を退職した呉さんは、2020年に連行された後、1年間で保釈された。保釈期間満了後の2021年11月に高陽拘置所に再び身柄を拘束された。警察は呉さんの事件を検察院に提出する準備を進めている。
呉さんは、2006年10月19日に妹・呉暁英さん(同じく小学校教師)とともに連行されたことがある。2人は判決を受けた後、法輪功を迫害するために作られた対外機関である雷州市610弁公室は、2007年8月8日に、2人の刑が軽すぎるとして再審を命じた。彼らの元の刑期と延長された刑期は明らかではない。
2006年、呉さんが連行された後、学校の全教師(校長を除く)は当局に釈放を求める手紙を書いた。雷州市610弁公室と教育局は、手紙に署名をした教師たちに懺悔文を書かせ、2度と法輪功学習者のために発言しないことを約束させて報復した。副校長2人と主任1人は職務停止となった。